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紫side
A「んー、、、」
目「わかる、出て来ないよねこういう時。」
岩「、、なんかちょっと意味違いそうだけどね。」
Aが何か言おうとする間、なんとかして間を埋める俺たち
頑張れ、A
お前の想いは伝わるはずだから
A「、、、」ﾎﾟﾛｯ
佐「っ、、」
遂に上を向いていたAの瞳から大粒の涙が溢れた
A「、、っ」
慌てて俯くAに会場がざわつく
嫌だよね、
ファンの前で泣きたくないって誰よりも思ってるよね
俺たちにだって涙は見せてくれないから
完璧でいたいって、そうやって思ってるから
でもさ、そうじゃないAだってみんな大好きなんだよ？
もうそろそろ気づきなよ
深「、、、」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ
俯いたAの瞳から絶えず涙がボロボロこぼれ落ちていて
居た堪れなくなって俺が背中に触れてしまったのを皮切りに
Aは両手で顔を覆ってしまった
A「、、〜っ、、ｸﾞｽﾞｯ」
佐「、、あ〜、泣かないでよ〜笑」
美「やばい、また泣きそう、、」
舘「美蘭はずっと泣いてんだから今更だよ、笑」
A「はぁ、〜っ、ｸﾞｽﾞｯ、、はぁっ、、」
深「もぉ〜、A〜、笑」
今まで我慢してたものが一気に溢れ出てるような感じで
声も涙も仕草も、もう堪える気は無いようだから
俺は頑張ってここまで来たAを抱きしめた
佐「にゃはっ、佐久間さんも〜」
Aの逆隣にいた佐久間も、Aの後ろにピッタリ引っ付いて
ハタチが30のおっさんにサンドイッチされる図が完成
深「、、、佐久間、Aのマイク、」
佐「ん、俺も思った。」
一気に泣き出したAは呼吸がちょっと怪しくて
マイクを通すにはあまり良くないと感じたから、佐久間に顔を覗き込むフリをして口元から遠ざけてもらった
深「A、話せる？」
A「はぁっ、はぁっ、、っ、」ﾌﾙﾌﾙ
佐「ゆっくりな、ゆーっくり」
俺も佐久間もあくまで小声で、マイクには乗らないように最大限配慮してAに話しかけると
ほぼ完全に過呼吸状態に陥ってしまっていたから
これ以上は話をさせられない、と判断して
岩「、、A頑張ってたんでね。」ｺｸｺｸ
照に目線を送ると汲み取ってくれて、ある程度トークを回してくれた後
佐「えーっと、みなさん今日は本当にありがとうございます！！」
Aを飛ばして、
しれっとAから離れていた佐久間が話し始めた
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あーむ(プロフ) - お久しぶりです！こちらってもう更新はしれないのでしょうか…？ (4月29日 16時) (
レス) @page37 id: bdae7c5760 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 一気に読んじゃいました！更新楽しみしてます！ (4月7日 3時) (レス) @page37 id: 77152ff2d2 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 涙が…😢 (1月30日 10時) (レス) @page31 id: 7d556184bf (このIDを非表示/違反報告)
あーむ(プロフ) - 更新お疲れ様です！無事に歌舞伎が終わったこと主ちゃんが身体を休ませてくれたことに安心しましたがまさかの展開にドキドキが止まりません。。次の更新も楽しみにしております！ (1月28日 2時) (レス) @page24 id: bdae7c5760 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - とても面白いし、心から動かされるような内容で読んでてとても感情的になっています。更新楽しみにしてます、頑張って下さい!! (1月27日 22時) (レス) @page22 id: 58eb8cacdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2024年1月25日 0時
