5 ページ7
その時、夢らしきものを2つみた。
共通するのは周りに男の子達がいること。
1つ目はその子達と遊んでいる夢。
花冠を作ってた。
あれ、この場所思い出せそう…
2つ目は
私？がベッドで寝ていてその周りで泣いている男の子達の夢。
あれ、この光景は…？
ーーーーーーーーーーーーーーー
十四松side
リリーちゃん達が任務に行って10分ぐらい。
あの子、僕達の探してた妹のAにそっくりなんだ！
あの子からAと同じレモンのような香りがする。
十四松「おそ松兄さん、カラ松兄さん、あの子って…」
おそ松「うん、多分A…」
Aは10歳、僕達が13歳の時に誘拐された。
あの時Aは事故にあって入院していた。
僕達はずっと後悔してた。あの日一緒にいれば良かったって。
その後Aはマフィアに引き取られたと聞いておそ松兄さんはマフィアになろうって言い出した。
そうしたらAが見つかる気がしたから。
そしてそれから6年ぐらい経ったかな？
ついにAがいるファミリーが分かったんだ！
頑張ってアジトを探して今日、ようやくAに会えたのに。
記憶が無いんだって。
またみんなで笑いあいたいのに。
またAのあの笑顔が見たいのに。
なんで…
ーーーーーーーーーー
おそ松side
今、気絶しているリリーちゃんをチョロ松達が運んで帰ってきた。
ターゲットのファミリーはリリーちゃんの活躍もあって潰して来ちゃったって。
強すぎ。
リリーちゃんはA、絶対にそうだ。
十四松がAって気付いたのは流石だと思った。
事故の時、Aの命が助かって欲しかった。だから俺はずっと心の中で思った。
俺の命日が早まっても良いから、どんな不幸でも受け入れるからAの命を助けて
って。
もうこんな事があっても助かるように能力を持たせてやってって。
ついでにその時は俺達も守れるように俺達にも能力を持たせてって。
それが叶ったのかAは助かった。俺達も能力を持った。
だけど、その代わりの不幸なのか。
その後すぐにAは誘拐された。
神様はなんて意地悪なんだろう。
俺達に笑いあう時間すらくれなかった。
Aがマフィアに引き取られたと聞いて、気づいたら
マフィアになろうって言ってた。
Aのためならどんな事でも耐えた。
あぁ、俺恋しかったんだろうな。
9年ぶりぐらいにようやく再開できたのに。
覚えてないなんて。
そんなのありかよ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澤入美玖里 | 作成日時：2023年10月15日 18時
