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58話 ページ10

少しして、初めてのお客さんがやってきた。





女性「こんなところに甘味屋なんてあったかしら?」




女性2「新しいのかもねえ。私は饅頭でも頂こうかしら。」






女性「じゃあ、私はあんみつで。」





あ「かしこまりました!少々お待ち下さい!」





涼しいところで冷やしたあんみつと饅頭を持っていく。






あ「お待たせしました!」





女性たちは興味津々で甘味を食べる。



女性「あら、こんなに美味しいの初めてね!」






女性2「ええ!もっと早くからこの店知りたかったわ!」





あ「本当ですか?」






女性「これ、お嬢ちゃんが作ったのかい?」






あ「はい!」






女性2「まあ。きっといいお嫁さんになるだろうね。」





あ「あはは!ありがとうございます!」






女性たちが帰った後、蟻のような行列ができるほど店は繁盛していた。





あ「こんなに人気だなんて…」





留「なんか、すげえな。」





どうやら、さっきの女性たちが噂を広めたらしい。





侍「嬢ちゃん、三色団子一つくれないかい?」





あ「分かりました!」

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作者名:たうふ★ | 作成日時:2022年5月15日 19時

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