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夕方
沖田「新入りくん、君たちも一緒に巡回に行くかい？」
と、誘われてしまったので断るわけにも行かず私たちは同行することに。
『あれ、沖田さん、さっき巡回行かれてませんでした？』
沖田「ああ、最近治安が悪くて一日に何回も行くんだ。 」
加州「…」
沖田「そういえば、君たちの名前を聞いていなかったね。
なんという名前だい？」
『私はAです。』
加州「俺は…清光。」
沖田「Aくんと清光くんか。…Aくん、失礼だけど女子みたいな名前だね。何か理由があるのかい？」
しまった。
男子設定忘れてた…
『え、あー…母は女の子が欲しかったみたいで…』
沖田「そうなんだ、可愛くていいと思うよ。」
なんとか誤魔化せた…？
沖田「それと、清光くん。君とは何か縁がありそうだ。
僕の愛刀も加州清光って名前なんだよ。可愛いでしょ？」
加州「あー…それはどうも。」
少し照れくさそうに微笑む清光。
出陣してやっと笑ってくれたかも。
私たちは日が沈みかけ赤く染まる京の街を歩く。
沖田「日が沈んできたね。そろそろ戻ろうか。」
そのとき
「お前たちは新選組！覚悟！」
倒幕派の奴等が斬りかかってきた。
私たちはすぐに刀を抜き、戦う。
沖田さんがいたので、すぐに倒すことができた。
殺すのではなく、気絶させるだけにしているのは沖田さんの優しさだろう。
沖田「よし、戻ろうか。」
沖田さんはいつものように微笑んで私たちに言った。
そして歩みを進めようとしたとき、脚に痛みが走った。
『…っ！？』
気絶させたと思っていた奴が這いつくばって私の脚を切りつけたのだ。
沖田さんは私の異変に気付き、切りつけた奴を気絶させた。
沖田「まさか、起きていたとは…大丈夫かい？」
『大丈夫です…！』
私は心配をかけないように笑顔で返事したが、沖田さんには敵わないようだ。
沖田「血が流れてるじゃないか。屯所までおぶっていくよ。」
ほら、と沖田さんは私の前でしゃがむ。
加州「あ、おぶるなら俺が…」
沖田「清光くんも初めての巡回で疲れたでしょ。僕がAくんをおぶるよ。」
私は沖田さんの背中に体を預けた。
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たうふ★(プロフ) - ぽてちさん» リクエストありがとうございます！承知しました！ (2023年2月16日 16時) (
レス) id: 41fe305432 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてち(プロフ) - いつも楽しく読んでます！リクエストなんですが、夢主ちゃんが幼児化して兄弟達に可愛がられるお話が読みたいです！ (2023年2月15日 12時) (レス) id: 0239a939e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たうふ★ | 作成日時：2022年11月27日 11時
