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過去編１ ページ2
幼馴染の俺と丞は
同じ大学の演劇サークルに所属していた。
１年生で初めての公演...
緊張したけど
でもそれよりもワクワク感が止まらなかった。
だが大学の中でやる公演だけあって
観客は少なかった。
でも俺は夢中で演じ続けた。
そして公演が終わるとともに
一人の女性が泣きながら満面の笑みで
拍手をしていた。
そして片付けを終え、講堂から出ると
「月岡紬くんですよね？？？
さっきの公演見ました！！！
すっごく繊細で紬くんの演技に
見入っちゃいました！！
これからも続けるんですか？？
絶対見にいきますね！！！
では失礼します！」
嵐のようにやってきて
嵐のように去って行った。
そんな一方的な会話が
俺とAの出会いだった。
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作者名：ゆめ | 作成日時：2017年2月18日 1時
