喧嘩漫才 : 緑 (ページ6)

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Love...06 ページ6

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「夫婦って何を言ってんねん、

それは村上先生と横山先生のことやろ」

忠「せやせや、

どうせ飯作ったらこいつの機嫌直るんやし平気や」

「人をなんやと思っとんねん」

忠「餌に食いつく魚」

そのワックスでツンツンに仕立てた髪の毛、

引っこ抜いてやりたい気分や。

そんな私らの姿を見て、

亮ちゃんはずっと笑っとった。

亮ちゃんも住んだらわかんねん、

こいつの寝起きの悪さに。

忠「あ、次数2やん、

俺の睡眠タイム～」

なぜか数学がとんでもなく得意な忠義。

というか、奴は基本全般できる。

英語を除いて。

てか今日の朝散々寝たやん。

「そんなん言うてると次のテストなんも覚えてへんで赤点とるで」

忠「数学なんて覚えることないやん。

テキトーに数字埋めたらなんとなく理解できるやろ」

それが私には全く理解できひんかった。

そして寝とるくせに頭良いのがまたむかつく。

案の定チャイムが鳴り、

席へとみんなが戻っていく。

席替えをしてもどうも私らは離れへんようで、

席は忠義の前。

どこまで一緒やったらええんやろか。