検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:27,053 hit

: ページ11

.







この合コンみたいな状況、とりあえずなんとかしてくれ。
って言っても、誰も助けてなんてくれないけど。






佐「もしかして、Aちゃん?」


目「Aさんって、阿部さんの彼女っすか?」


佐「そうそう。あ、もしかして…例の、終わったの?」


阿「うん、行って来たみたい。」







佐久間は同窓会のことを知っている。
俺が昔唯一話した相手だ。まだ目黒がいなかった頃、その未来を想像して相談したことを覚えている。



まさかもうあの日が来たなんて、思わないよな。
早かったよ、ここまで。



頭に?を浮かべる目黒に佐久間がざっと説明をし、それを踏まえた上でまた問いかけてくる。






佐「…で?聞いたの、昔の男と会ったのか。」


阿「聞いてない。」


目「なんで聞かないんすか。会ってない可能性もあるわけですよね?」


阿「…きっと会ってるよ。Aはずっとその日を楽しみにしてたんだ。俺が言ったの、前の人のことは忘れなくて良いって。」








元彼は、Aに綺麗だって言ったのかな。
過去のこと全部話して、Aは真実を知って。





そしたら俺に縋る理由は無くなるでしょ?








阿「そいつのこと、忘れられないって知ってて付き合ったんだ。分かりきったことだったんだよ。



…俺はAのこと、幸せになんて出来なかった。」







.

:→←:



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
304人がお気に入り
設定タグ:阿部亮平 , 深澤辰哉 , SnowMan
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぽにょ(プロフ) - 番外編ありがとうございます、更新応援しています! (2020年7月7日 1時) (レス) id: 2c3c24b282 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年7月7日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。