小瀧さんはベタです。 (ページ9)

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彼の前髪が私に当たってくすぐったい。

唇が触れ合うか触れ合わないかの距離

『A？』

優しい声で私の名前を呼ぶ

「のんちゃ、、、」

私が呼び返すその言葉は彼の唇によって塞がれた。

「ん、のん、、、、、」

軽かったキスから

彼の舌が私の唇に触れて、歯に触れて、舌に触れて、

私がしたキスなんかよりもずっと大人で深く。

彼の舌が私の舌に絡みついて

「のんちゃん、、、、くる、、しっ、、、」

トントンと腕を叩く

銀の糸が光って途切れる。

『望って呼んで、、？』

「のぞむっ、、」

始まる合図

『煽ったんそっちやで、、』

彼の手がそのまま服の下へ滑り込んで

優しく愛されていく

金曜日はだいたいこのまま夜が明けてしまう。

疲れてるかなって思ったから私からキスして終わらせるつもりだったのに

彼に火をつけてしまったみたい。

『あかん声出してっ、、、』

とか

時には全くムードのないこといって

『お腹ぷにぷにー』

とか。

「んっ、、あっ、、、ぁ、、、、」

ふざけたと思えば攻めてくる

『ごめん激しなっちゃった、、、』

「もう、、、、」

『ね、もっかいちゅーして？』

って唇をつきだしている彼

「やーだ！」

そのまま彼に抱きついて眠った。