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はいはいと私のことをうしろからだきしめて
がに股で歩いている彼
そのまま上を向けば彼が私を見下ろす。
『ん?どしたん?』
ベットを目の前にして、
私はクルッと体をのんちゃんの方に向けて
目いっぱい背伸びをして彼の唇に自分の唇を合わせた。
一瞬のキス。
そのまま布団に潜り込んだ。
のんちゃんからしばらく音がしなくて、
そっと布団から顔を出してみると
ありえないぐらいでろーんってした顔してて
自分のやった事の恥ずかしさに気がつく。
キスなんか数えられるぐらいしか私からしてこなかったから、
のんちゃんもきっとびっくりしたんだろう。
そのまままた顔を布団の中に隠す。
『Aさーん、、、?』
とそーっと布団をめくってくるから
腕を伸ばして布団を引き上げた。
『このっ、、、、!』
「あ、!ちょやめて!って!」
『のんちゃんのくすぐり攻撃やー!!』
くすぐられて手を布団からはなしてしまった、その隙を狙って
布団を引き剥がされて
布団の代わりにのんちゃんがどしーっと乗っかってきた。
「重い!!死んじゃう!」
『こんな可愛いから悪いねんで?』
私からゴロンと降りて
肘をついて仰向けになっている私の目の前に顔を持ってくる。
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作者名:やこちょん | 作成日時:2019年1月16日 17時