たとえそれが幻でも (ページ10)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:965 hit

心情ページ10

買い物も終わり家へ帰るとエルカはすぐにお昼寝モードに入った。
エルカ「オレの眠るを邪魔した奴で無事だった奴はいないからな。分かったか」
そう言い終わると、エルカは太郎のベッドを占領し、クプクプと寝息を立て始めた
太郎₍こいつ…寝るの早くね！₎
そう心で突っ込みつつも一応掛布団はかけてあげる太郎
　コンコン
メイド「旦那様、失礼します」
太郎「どうした、菻？」
菻「旦那様は、その子供をどうなさるおつもりデスか？」
部屋にやってきたメイド・・・菻は行き成り太郎に尋ねた
太郎「どうするって、育てるだろ？」
菻「ですが！その子供は、その子供の顔立ちはまるで亡くなられた奥方様と似ていらっしゃいマス、旦那様はその子を奥方様の代わりになさるつもりデスか？」
そう菻が告げた瞬間、部屋の雰囲気がガラッと変わった
太郎「誰がそんなことをすると？あいつの代わり？そんなものがあるわけないじゃないか！あいつの代わりなどこの世に存在するものか！あぁそうだ、あいつの代わりなどいないそれくらいわかっているさ。あいつはもう死んだのだからな・・・大丈夫、もう落ち着いた。菻、今回は許すが今度同じようなことを言ったらお前には暇を与えてやる、ほかのやつにも行っておけ。」
菻「も、もうしわけありまセン旦那様。し、失礼しマス。」
凛は太郎の部屋から逃げるように出ていった

太郎「あぁそうだ、あいつの代わりなどいない。あいつはこの世に一人しかいないのだ。
代わりなどいてたまるか」

こんな中一人にのんきで寝ているエルカであった