(完結)プラチナという名の足枷【学校のカイダン】2

21 ページ23

生徒会の役員たちはステーキ御膳を買った。

今日のお昼ご飯、プラチナ８は何食べるんだろうね。


売切れの電子音が鳴り響く。






夏樹は苛立ちを物にぶつけるタイプらしい。

近くにあったテーブルを蹴り飛ばした。

可哀想に、テーブルの上にあった水とかこぼれちゃってる。


貴「返さなくていいから。」


この生徒に罪はないのでハンカチとティッシュをあげた。









タ「あー、ムカつく！」

美「何なの、あいつら！」

南「…お腹が空いたわね。」

夏「…何か食いに行くか。」


食堂に戻って食べるのはプライドが許さないらしい。

教室に一度戻って鞄を持つプラチナ８。


波「どこ行く？」

玲「てかもう午後の授業出なくていいんじゃない？」


学校の敷地から出ていいの？

こんな堂々と午後の授業サボっちゃう？


南「A、行くわよ。」







女王様が言うんだから、仕方ないね。


△2話完結

22→←20

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す