(完結)どうしても彼には敵わない【ars】 (ページ13)

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番外編・生徒会ページ13

『私、生徒会に入ります！』

「ん？いきなりどうしたの？」

『実は櫻井先輩に頼まれまして。』

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それは昨日の放課後。

「あ、Aちゃん！」

入学して一週間、櫻井先輩ともすっかり仲良しになった私。

この前連絡先を交換してからは特に仲良くなった。

周りの櫻井先輩ファンには羨ましがられる。

櫻井先輩は色んな人と仲良しだから特に疎まれることもないのだが。

「ねぇAちゃん。」

『はい、』

「生徒会に入んない？」

『…はい？』

とにかく来てくれ、と言われて生徒会室に入ると先輩が４名。

「お、その子？」

「そうそう。神田Aちゃん。」

私は何の会話がなされているのか分からずただ困惑する。

「Aちゃんね。いきなりごめんなさい。」

『えっと、』

「とりあえず、座ろうか」

『はい…』

私が座るよう促された所に座る。

前のソファは３人がけで櫻井先輩と女の先輩が座る。

横にある作業用だろうか、机にパソコンが何台か並んでる所に２人、女の先輩と男の先輩が座っていてこちらを見ている。

もう１人の先輩は窓の近くにあるもう一つのソファに寝転がっていた。