incrocio

37. ページ38

連れてこられたのは有名なレストラン








席に通されてドキドキしているとそれを見透かして笑われる







阿部「俺も緊張してるから」









そう言って笑わせてくれて、



フレンチのフルコースが運ばれてきた









デザートのフォンダンショコラが運ばれてきたタイミングで今まで流れていたクラッシックがピタリと止んだ









その時に亮平くんが立ち上がって私の横に歩いてきた








阿部「俺と結婚してくれませんか？」









そう言って跪いている手にはキラキラ光るリング









「はい私でよければ」





阿部「Aがいいの。」








薬指にリングを填めてくれて
優しくキスをされる









その瞬間
おめでとうございます〜！
と歓声が









スタッフさんや周りのお客さんに祝福をされてほんの少し恥ずかしかったけど一生忘れられないプロポーズをされた









阿部「俺さ、Aに初めて会った時にこの人と一生いきたいなって思ったの。だから今すごい幸せ。これから色んなこと一緒に乗り越えてこうね？」










そう言って甘い口付けを落とされた。

38.→←36.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す