incrocio

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悠里のおかげでどうにか怒られることも免れて
あっという間にお昼の時間


お昼ご飯は自分で作ったり買ったりしてるんだけど
もちろんそんな時間はなかったので

入学して何度目かの学食。









唐揚げ定食なんてあるんだって思って
悠里には席に座っていてもらって、定食を受け取って席につく。









悠里「ねえ、Aの後ろの人かっこよくない？」








そう言われて振り返るとバッチリ目が合う。









？「あ、朝遅刻してた子じゃん！」




？「誰知り合い？」









朝あったチャラい先輩とその他3人が同時にこちらを向く。







？「ね、名前なんて言うの？」








？「お前自分が先に名乗れよ」



ちょっと強面の学ランパツパツなお兄さんがそうフォローしてくれる。







？「ごめんごめん、俺は深澤辰哉ね。ふっかとか好きに呼んでー」



「えっと、長山Aです。」



？「俺は岩本照ね。Aちゃんは1年？」





パツパツな学ランの人はそう私に問掛ける。






「そうです、」




？「じゃあ、俺らの一個下か。俺は宮舘涼太ね。でこっちは渡辺翔太。人見知りだからあんまり気にしないで」









宮舘さん？がそう言うと隣の人と目が合ってすぐ逸らされる。





辰「せっかくだし一緒食べようよ」






悠里「いいんですか！お邪魔します！」





ほら、と深澤先輩の隣に座らせてもらって。
悠里はかっこいいと言っていた岩本先輩の隣に座っている。

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