男子高校生がバイト面接場を間違えて審神者になったってよ。

男子高校生8 脳内シュミレーション。 ページ9

その後も何度か音が聞こえ、

｢あら、男の人だったらしいからそこら辺のを殴ったけれど、本当に死んでるらしいわね。
あ〜あ、私が殺したかったのに。まあいいわ。じゃあね。｣


来た時とは違い静かに扉を閉める音が聞こえる。

足音が遠ざかっていく。

そろそろ、動いてもいいな。


立とうと思い、身を起こすと背中らへんが呼吸をするたびにズキズキと痛む。

折れてはいなさそうだが、超痛てぇな……

クッソが！許さねえ。
死ねよ！！誰か知らんが！！


痛みを我慢し、薬研に喋りかけようとして突如目の前に何かが現れる。

薬研の顔だった。


｢ﾓｶﾞｯ！！｣


薬研が俺の口を抑えながら顔の前で息を切らしながら人差し指を立てる。


すると、誰かがなにかを引きずるように歩く音が聞こえる


ｶﾞﾘｶﾞﾘ………


なんか…悪寒がする……
さぶいぼ立ってきた。うん。確信する。やばいのいる。
つーかここやばいのしかいねぇ！！！

すると薬研が

「ｯ…はぁっ…はあ……蜻蛉切の旦那だな………お前さんを…助けてくれるかもしれねえ……
話しかけてみる価値は…あ……る…」

そう言いきった直後気を失った。
えっ…とん………なに？トンボ？
つーか俺…………どうすりゃいいんだ？

外にいる今歩いてるやつに喋りかけりゃいいのか………？

外を覗いてみるか………

ﾁﾗｯ

隙間から外を見るとボサボサの髪でボロボロの服を着た傷だらけの槍を持った体格いい人がいた。

こっわ！！！えっ、こっわ！！
恐ろし！！！アイツに話しかけんの俺！？
っ……こんな時は脳内シュミレーションだ……


〜零くんのドキドキ☆脳内シュミレーション☆〜

パターンA
「こんにちは、俺は須藤零です。
ひょんなことからブラック本丸に新しく来た審神者です。
力を貸していただきたい。」

『うせろ…！！』

ｸﾞｻｸﾞｻｸﾞｻｯ

「ぎゃぁぁぁあ！！」

〜死亡〜

パターンB

「ご機嫌いかが？！
俺は審神者になった零だ！！
助けてくれ！」

『なんだ貴様、無礼だぞ。死ね』

ｸﾞｻｸﾞｻｸﾞｻｯ

「ｳﾎﾞｱ゛ーーーーーｯ！！」

〜死亡〜

パターンC

「助けてください」(両手をあげる)

『ふむ、死ね』

「オ゛ｧｧｧｧｧｱ？！！！」

〜死亡〜




よし、一旦シュミレーション辞めるか。おかしい。自分の生存ルートが見いだせねえ。
どうなっても死ぬじゃねえか…

ともかく考えるのやめやめ！閉廷！！(？)

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御札・梅

ラッキーカラー

あずきいろ

*ラッキー刀剣男士

髭切（ひげきり）

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