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翌朝。
学校に登校してくると、学校中騒がしかった。
なんの騒ぎだろ…。
「夏樹、なんの騒ぎ？」
夏樹「…A南からのメール見なかったのか？」
「…携帯学校に置きっぱなしだった」
呆れ気味の夏樹をよそに、教室に向かう。
教室につくなり、机に入れっぱなしだった携帯を取り出す。
そして、南からのメールを開けば…
ツバメのスピーチがすべて偽物だった、と。
スピーチライターが書いていたと。
前を見れば、黒板にも同じ文字。
「なにこれ…っ」
そこへタクトやエミリー達が慌てて2-1に来た。
そして生徒会メンバーも。
さらに何も知らないツバメが登場。
ツバメ「おっはよー！」
クラスみんなの視線がツバメに向く。
困惑するツバメが黒板の文字を目にした。
そして脇谷さんたちが駆け寄る。
玉子「ツバメちゃんっ、どういうこと？スピーチライターって…」
南「これ、あんたのよね？」
そこへ何やら黒いバインダーを持った南がやってきた。
その中身は、今までのツバメのスピーチの原稿…。
こないだの夏樹たちのパパママに向けた演説の原稿もあった。
玲奈「何それ…」
エミリー「嘘でしょ…」
南「どうなの？会長さん」
何も答えないツバメに非難が集中する。
タクト「学校変えてえっつってたのも、全部他人の言葉でおちょくってただけかよ」
美森「嘘だよね？…嘘だって言ってよ…！」
夏樹「…いいから帰れ…！」
私のお腹に回っていた夏樹の手が少し、震えている。
みんな戸惑ってるんだ。
かくいう私も、ツバメの今までの言葉が嘘なのかほんとなのか、信じられなくて頭の中がぐるぐると複雑化する。
止めと言わんばかりに、波留がツバメのもつファイルを取り上げ、ばらまいた。
南はそれをみて満足そうに室内に入った。
南「みんな、今までのことは全部水に流してあげる」
その言葉を皮切りに、みんなツバメから離れていく。
私はただ混乱していて、散らばった原稿をかきあつめるツバメを眺めているしかできなかった。
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アルム(プロフ) - 今も更新待っています！本当に面白いです！ (2021年4月18日 22時) (
レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - 今も更新待っています！本当に面白いです！ (2021年4月18日 22時) (レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
らびっと - この作品が大好きで何回も読み直しています！！何度読んでもキュンキュンします！更新頑張ってください^o^ (2017年6月11日 5時) (レス) id: 9a86f7756f (このIDを非表示/違反報告)
りな☆(プロフ) - すっごく面白いです！更新頑張ってください！ (2017年5月14日 3時) (レス) id: f0df852b63 (このIDを非表示/違反報告)
あんじゅ(プロフ) - この作品は、二、三回読んでます！その度にキュンキュンさせてもらってます。ありがとうございます。更新頑張ってください、待ってます。 (2017年5月2日 18時) (レス) id: 095aa0ad59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる
| 作成日時：2015年2月15日 0時
