ご。 ページ7
ユウside
「…というわけだ、君達の思い過ごしじゃないのかい？」
放課後、招かれたハーツラビュル寮の談話室で、先日相談した内容について、リドル先輩に説明された。
私の両脇にはエースとデュース、リドル先輩の両脇にはトレイ先輩とケイト先輩。
ちなみにグリムは、俺様は関係ないんだゾ！と、そそくさとオンボロ寮へ帰った。
「で、でもっ、私、A先輩に面と向かって嫌いって言われたんです…っ！」
「本当にかい？…Aは人にそんなことを言う子だと思わないけれど…」
「ちなみに監督生が言っていた、"教科書が無くなった日の放課後、1Aの教室にAがいた"って言うのは、嘘…あ、いや、勘違いだって分かってる」
「…え…」
「その日の放課後は、Aちゃんクルーウェル先生のところで勉強してたって。先生本人が言ってたよ」
前にいる三人の、訝しげな視線が刺さる。
まずい。
ここまで裏をとられるとは思ってなかった。
動揺が表れないように努めて、困った顔をする。
「やだ、私の勘違いだったんですね…！どうしよう、A先輩に悪いことしちゃった…！！」
「な、なんだよユウ〜…！！」
「ごめんね、二人とも…っ！」
「Aは優しい子だからね、きちんと謝れば許してくれるだろう」
こんなに手強い相手だったとは…。
短絡的な作戦では墓穴を掘ってしまう。
もっと、…もっと頭を使わなくちゃ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2423人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青藍(プロフ) - 最初は国の王女だったと思うんですけど途中から女王になっているのは何故ですか？どちらが正しいのでしょうか、見間違いだったらすみません (2022年5月21日 1時) (
レス) @page50 id: 2e61a566e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 8ページ 本当の彼女自信 自信 ではなく 自身 ではないでしょうか？ (2021年2月15日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
萌葱(プロフ) - みるさん» そうですね笑笑 (2020年10月26日 16時) (レス) id: aca7e42382 (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - 乃亜さん» 処刑までのカウントダウン始まりました笑 (2020年10月26日 14時) (レス) id: c52392d14b (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - イヴさん» 果たして監督生はどうして情報をもってるのか…続編でお待ちしてます！！ (2020年10月26日 14時) (レス) id: c52392d14b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みる
| 作成日時：2020年10月16日 1時
