Aぇ!groupの紅一点は、誰にでも愛される最年少でした２ (ページ9)

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そしてついに、私が1番と言っていいほど楽しみにしていた企画が始まる。
………………田中樹Rapだ。
次のアンダルシアの衣装に目にも留まらぬ速さで着替えた私は、モニター前を陣取り、樹くんの姿を目に焼き付ける。

『は、サングラス……！？うわイケメン…かっこいい…』

藤原「Aー」

『丈くん今樹くんラップしてんねん！！』

大橋「もー、そろそろスタンバイせなあかんねんで？」

『えー！！やだまだ見たい！！』

西畑「はい、行くでー」

『やだやだやだー！』

大ちゃんや丈くんにズルズル引きずられて出番の袖に連れていかれると、そこの近くには丁度樹くんが見られる場所があって、無意識に足が止まってしまっていた。

藤原「あ、ここ見えるん……」

『丈くん詰めが甘いで〜？ふっふっふー、』

リチャ「こら、遊ばない。行くで。」

『うわ、やばい、』

完全に足が止まった私に、丈くんと大ちゃんが頭を抱えていると、私が逆らえない相手であるリチャくんがやってきて、首根っこを掴まれて袖まで連れていかれた。
泣きたい。

リチャ「A確保。っていやめっちゃ不貞腐れてる！！笑」

佐野「見たかったのにちゃんとこっち来たんや偉いで〜！！」

『んふ、晶哉すき。だいすき。』

正門「そろそろ行こか。」

小島「A、俺は？好き？」

『……普通！」

小島「ガーン…。」

福本「ぷっ…………ふはははは！こじけんドンマイやわそれは！笑」

こじけんイジりを楽しんでいると、スタッフさんにそろそろですよーと呼ばれ、スタンバイする。
もうすぐお祭りも終わってしまう。
あと少し、全力ではっちゃけでやろっと！！

　