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菊池「……山田くん、とりあえず事務所入りましょ。」
山田「そうだね。Aちゃん、歩ける？」
『はい、……』
山田くんに支えられて事務所に向かうと、中から先輩たちがこちらを心配そうに見ていた。
あのストーカーは、パトカーに乗せられたらしい。
田中「A！！！！」
『じゅりくん、わ、……』
田中「……生きててよかった、」
事務所の中に入った瞬間、半泣きの樹くんに抱きしめられた。
周りや樹くんの様子を見ると、結構危ない状態だったらしい。
危なさを改めて感じた瞬間、体の力が一気に抜けてしまった。
田中「A！？」
『ごめ、ごめんなさい、っ、』
山田「……怖かったよね。もう大丈夫だよ。」
菊池「上に連れて行きます？消毒とかもしないと。」
山田「そうしようか。」
結局、樹くんが肩を貸してくれて、先輩方が沢山いる上のフロアに上がった。
中間「A大丈夫か！？」
『っ、ごめんなさいっ……』
有岡「謝らなくていいんだよ。誰も怒ってないからね」
桐山「怖かったやろ。よう頑張ったな。」
周りの優しい声に安心したのか、気づいたら涙がボロボロ溢れてきた。
小瀧「あー！照史が泣かしたー！」
神山「Aお願いやから消毒する前に泣かんといて〜！」
『こ、こわかったぁ、っ、……！泣』
藤井「ボロ泣きやん、笑 ほんまに怖かったんやなぁ」
頭を撫でに来た流星くんに鼻をグズグズ言わせながらしがみつくと、頑張った頑張った、って言いながら背中を優しく撫でてくれた。
しばらくして涙が落ち着いてくると、神山くんと重岡くんにひっぺがされた。
重岡「消毒するで？」
『え"……』
菊池「Aちゃん、消毒嫌いなの？」
『めっちゃ痛いじゃないですか、』
�霤帖崢砲�ない痛くない」
『いだーい！！めっちゃ痛いやんほら！！無理無理！！重岡くん！！嫌や！！』
山田「Aちゃん暴れないで、笑」
重岡「んー痛いなー？でも後ちょっとやから我慢せぇ！」
神山「ふはは！A半泣きやん！笑」
小瀧「痛いなぁ、変わってあげたいわ、、」
菊池くんと話していると、重岡くんにいきなり消毒された。
ほんまに痛い。
急にやるのやめて欲しい。
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年5月13日 21時
