私と彼の日常 (ページ10)

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買い物に行こうと思って、お店に向かっている最中だった。
目眩がしてフラっとした時には遅かった力が入らなくてそのまま倒れてしまった。

かすかに誰かの声が聞こえ、その声の先に行くと小さな男の子が居て手を振っている

少年｢ねぇねぇ、お姉さん僕ねママが大好きなの｣

｢うん？｣

少年｢ママはとっても優しくて、パパはすごくかっこいいの！だけどママはちょっと強がりさんなの、｣

｢そっか、君のママ素直になれるといいね？｣

少年｢うん！だからさぁ、お姉さん早く戻って__？｣

｢え？｣

白いモヤの中に男の子は消えてしまい、暖かい光に包まれた時大好きな人の声が聞こえた

深｢A…A！！｣

｢んっ、たつ…？｣

深｢よかった、Aここがどこかわかるか…？｣

｢び、ょうい、、ん？｣

深｢そう、そうだよ｣

白い綺麗な衣装を着たまま目に涙をいっぱい貯めた辰がそばにいて。あぁ、心配かけちゃったんだなって思った。

｢ん、辰ごめんね、｣

深｢んーん、Aが無事ならそれでいいんだよ？｣

赤ちゃん、大丈夫かな。

深｢A？体調いつから悪かったの？｣

｢3ヶ月前くらい、｣

深｢気づけなくてごめんな…｣

｢ううん、辰は悪くないから、ね？｣

辰に言えずに黙ってた私も悪い、こんな迷惑かけるなら早く辰から離れるべきだったんだ。

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