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『イタッ！！』
Aたちはもつれ合って地面に倒れ込んだ。
どうやら、霧深い辺鄙な荒地のようなところに到着したらしい。
フレッド「大丈夫か？」
『大丈夫、ありがとうフレッド』
フレッドがAの手を取って立ち上がらせてくれた。
服に着いた汚れをパンパンと払うと、目の前に、疲れて不機嫌な顔の魔法使いが2人立っていた。
バージルさんにテントの場所を聞き、一行は荒涼とした荒地を歩き始めた。
辿り着いた所は、キャンプ場の1番奥で、森の際だった。
その空き地に小さな立札が打ち込まれ、「うーいづり」と書いてあった。
アーサー「最高のスポットだ！競技場はこの森の反対側だから、こんなに近いところはないよ」
アーサーおじ様は嬉しそうに言うと、肩にかけていたリュックを降ろした。
テント作りは、ハリーとハーマイオニーが中心になって行なった。
『……マグルってよくこんなことやるわよね』
アーサー「A、マグルは素晴らしいぞ！何せ魔法無しでこんなことも出来てしまうんだ！」
おじ様は完全に興奮状態で、役に立つどころか、足手まといになっていた。
それでもなんとかみんなで、2人用の粗末なテントを二張り立ち上げた。
みんなちょっと下がって、自分たちの手作り作品を眺め、大満足だった。
『このテント、意外とセンスがいいわね』
ジニー「私たちには丁度いい大きさだわ！」
ハーマイオニー「凄い、こんなに中が広いなんて！」
テントの中に入ると、反応は三者三様だった。
フレジョ「「A」」
『フレッド、ジョージ、どうしたの？』
ジョージ「様子を見に来たのさ」
フレッド「夜寝れなかったら俺たちが来てあげるよ？」
『失礼ね、私、そこまで子どもじゃないわ！2人と2つしか違わないのよ！』
フレジョ「「2つも違うぜ！」」
ジニー「A、相手にしないでいいわ、ほっときましょ」
『そうね、そうしましょう』
相変わらず息ピッタリな双子をスルーして、ジニーとコソコソ話していると、マロンがビュンッと飛び込んできた。
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
