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ハーマイオニーとジニーに両腕をガッチリ掴まれ、ハーマイオニーとAの部屋に入ってベッドに腰掛けると、早々にジニーが口を開いた。
ジニー「ねぇ、Aは好きな人とかいないの？」
『……ウーン、考えたこともなかったわ…』
ハーマイオニー「Aは恋愛に疎いもの！仕方ないわ」
『もう、失礼ね！ジニーは、ハリーが好きなんでしょう？そして、ハーマイオニーはロンが気になってる』
ハーマイオニー「ちょ、ちょっと！私何も言ってないわ！」
ジニー「私だって！」
『ふふっ、2人ともわかりやすいもの！』
ハーマイオニー「……誰か、心当たりはないの？素敵だと思う人とか」
『んーお父様の仕事の関係で素敵な殿方には何度かお会いしたことがあるけれど、何も感じたことがないのよ』
Aが考え込んでから言うと、ジニーがパッと閃いたように言った。
ジニー「フレッドやジョージは？あの、マルフォイって人とか！どう思ってるの？」
『フレッドもジョージも、素敵な人だと思うわ。明るくて、面白くて、人に好かれる何かを持ってる…だから友達になれたのね、きっと。ドラコはお父様の友人の息子さんだし、いい人だと思ってたけれど、今はいいイメージはあまりないのよね、』
ジニー「そっかぁ……」
ジニーが残念そうに呟いてベッドにゴロンと横になった。
ハーマイオニー「じゃあ、あの、交換留学生だった人は？確か…………そう、リフ！リフ・セルウィン！」
ハーマイオニーがリフの名前を口にした瞬間、Aの中で何かがブワッと溢れ、頬が熱くなる感覚がした。
それが恋心だと気づくには、まだ早かった。
ハーマイオニー「もしかして…彼のことが…！」
『わからないのよ……好きってどんな気持ち？どんなものなの？私は、』
ハーマイオニー「好きっていうのはね？他の女の子と話していたらモヤモヤしたり、ずっと一緒にいたいって思ったりすることだと思うわ！」
ジニー「Aは彼が気になるのね…！素敵！」
その後も3人の恋バナは続き、そのまま疲れて眠る頃には、日付は変わってしまっていた。
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
