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今年の必要なものリストを見ていると、ふと、気になったものがあったので、隣にいたビルに話しかけた。
『ねぇビル、今年の必要なものリストにドレスローブがあるの。もしかして何かあるの？』
ビル「さぁ……なんだろうな」
ビルは知らないフリをしていたが、Aはビルが何かを知っているのだと踏んだ。
『……ダンスパーティーでもやるつもりかしら、』
ボソッとAが呟くと、両隣で紅茶を飲んでいたビルとチャーリーがゴホゴホとむせ出してビックリした。
『えっ、ちょっと！大丈夫！？』
チャーリー「ごめんごめん！ちょっとビックリしただけさ」
2人の慌てように違和感を感じながらも、チャーリーの言うことに納得してしまった。
翌朝目が覚めると、あたり一面が休暇終わりの憂鬱な気分に包まれていた。
Aは白地にオレンジ色の花が描かれたワンピースに着替え、薄いカーディガンを羽織って朝食をとりに階下におりた。
ビルもチャーリーも、みんなをキングズ・クロス駅まで見送ることに決めた。
しかし、パーシーは、どうしても仕事に行かなければならないからと、くどくど謝った。
9と4分の3番線には、紅に輝く蒸気機関車ホグワーツ特急が既に入線していた。
大勢の学生や親たちで溢れかえっていた。
チャーリー「僕、みんなが考えてるより早く、また会えるかもしれないよ」
チャーリーがジニーを抱き締めたあと、Aにハグをしながら言った。
ビルはポケットに両手を突っ込み、羨ましそうな目で汽車を見た。
ビル「今年は面白くなるぞ。いっそ休暇でも取って、僕もちょっと見物に……」
ロン「だから何をなんだよ？」
ビルがAのおでこにキスをしてから言うと、ロンが聞いた。
しかし、そのとき汽笛が鳴り、モリーおば様がみんなを汽車のデッキへと追い立てた。
『おば様、今年も泊めてくださってありがとうございました』
モリー「いいのよ。またいつでも遊びに来てね」
『はい、ぜひ！』
ピストンが大きくシューッという音を立て、汽車が動き始めた。
結局、何があるのかは最後まで教えてくれず、列車がカーブを曲る前に、3人は姿くらまししてしまった。
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
