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アーサー「賭けをしたなんて母さんには絶対言うんじゃないよ」
フレッド「パパ、心配ご無用！このお金にはビッグな計画がかかってる」
紫の絨毯を敷いた階段を、みんなでゆっくり下りながら、アーサーおじ様が双子に哀願した。
フレッドがウキウキしながら答えたので、おじ様は一瞬、何の話か聞きたそうにしていた。
『あぁ、アイルランドのチェイサーたちってほんとにカッコイイ…今日の試合は一生覚えてると思うわ！』
ハーマイオニー「クラムも勇敢で素敵だったと思うけど？」
『あら、アイルランドの連携プレーも興奮するわよ？』
ロン「……これどうしたらいい？」
パーシー「…………話が噛み合ってないな」
ハリー「珍しい組み合わせだよね、僕も止め方は分からないや」
ジョージ「Aが取られた……」
テントにたどり着いてからも、誰もとても眠る気にはなれなかった。
Aはこの後すぐ、チャーリーとアーサーおじ様と、反則技のコビングについての議論にはまってしまった。
『え、ちょ、ジニー？あ、寝ちゃった…』
Aに寄りかかって座っていたジニーが、目の前の小さなテーブルに突っ伏して眠り込み、そのはずみにココアを床にこぼしてしまった。
Aはハーマイオニーと一緒にジニーを連れて隣のテントに戻り、パジャマに着替えた。
ハーマイオニー「朝も早かったし、眠いわよね…」
『ちょっと振り回しすぎたかもしれないわね、』
スゥスゥと寝息をたてるジニーを2人でニッコリ見つめ、そのままベッドに入って眠りについた。
ジニーとハーマイオニーの寝息だけが聞こえるテントで、Aは1人、ぼーっとしていた。
外からはガヤガヤとした人の声が聞こえ、近くの森からはガサガサと雑音が響き、音に敏感になったAは眠れなかった。
『誰か起きてないかしら……』
男子テントの方に行くと、まだみんなが起きているようで、中からは話し声が聞こえてきたので、無理を承知で声をかけた。
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
