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休暇中、フレッドとジョージとは頻繁に、ほとんど毎日手紙でやりとりしていた。
パーシーが魔法省に就職してから部屋に篭りきりだ、とか、ジニーがハリーの話ばかりする、とか、安易に想像できるあたりが面白かった。
一方、リーは課題を終わらせるのに必死らしかった。
ある日、オリバーからのプロチームの話の手紙を読んで返事を書いていると、双子からの手紙が届いた。
まだ、昨日の夜に届いた手紙に返事も書けていない。
何事かと思い、急いで手紙を読むと、驚いた。
――――――――――――――――――――――――
Aへ
クィディッチ・ワールドカップの決勝戦のチケットが手に入ったんだ！
もし良ければ一緒にどうだい？
――――――――――――――――――――――――
『お父様！お母様！クィディッチ・ワールドカップ、ジョージたちと見に行ってもいい！？』
ノア「そういえば今年だったね。イギリスが開催地になるのは、たしか30年ぶりくらいだよ」
カミーユ「貴重なことだし、行ってらっしゃい。あなたは行くの？」
ノア「あぁ、魔法省の伝でね。ウィーズリー家に、日曜日の夕方頃に行くと伝えてくれるかい？私が姿現しで連れていくよ」
『お父様、ありがとう！』
両親からも許可を貰え、Aは初めてのクィディッチワールドカップに心を躍らせていた。
レオ「学期末、受けさせてくれたんだな」
？？「あぁ、思ってたより悪くなかった。さすがだよ」
そうこうしているうちに、お兄様が帰ってきた。
部屋を出て、階段を降り出迎えに行く。
『お兄様、お帰りなさい！……お客様？』
レオ「そう、ダームストラングの友達だよ。父上が会いたがっててね」
？？「やぁ、久しぶりだね」
『えぇっ、リフ！？』
カミーユ「レオ、着いたの？」
レオ「はい、母上。リフ、こっちだよ」
リフ「お邪魔します」
カミーユ「Aは部屋にいなさい、大事なお話なのよ」
『…はーい。リフ、また後でね！』
Aは少し拗ねながら、階段を駆け上がって部屋に戻り、手紙の返事の続きに取り掛かった。
ワールドカップが待ちきれない。
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
