30 -ウッドside- ページ31
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マクゴナガル「………グリフィンドールの生徒が2人、秘密の部屋に連れ去られました。…………A・ランスロットとジニー・ウィーズリーです。」
まただ。
今回もAが事件に巻き込まれてしまった。
純血と呼ばれている類に属するはずのAとジニー・ウィーズリーが、秘密の部屋に連れ去られたのだ。
グリフィンドールの談話室は、いつになく静かだった。
マクゴナガル先生に話を聞いた瞬間から、ずっとこうだ。
フレッドやジョージもずっと黙りこくっているし、リー・ジョーダンはかける言葉が見つからない、といった雰囲気だった。
パーシーに至っては、自室に引きこもってしまった。
ウッド「……っ……くそっ……」
アンジェリーナ「……ウッド、自分を責めちゃダメよ。」
ケイティ「…無理かもしれないけど…」
ウッド「……あぁ、わかってるよ……。」
責めてるんじゃない、助けてやれない自分の無力さに腹が立ったんだ。
なにせ今回は、スリザリンの怪物が相手だ。何事もなく戻ってこれるとは到底思えなかった。
少しして、ハリーとロンがこっそり談話室を出ていくのが見えた。
でも、誰も止めなかった。
彼らも俺たちと気持ちは同じだった。
…………グレンジャーは石にされてしまったから。
何もやる気が起きなかった。
自室に戻ってベッドに座ると頬に生暖かい感触が伝った。
ウッド「………なんで泣いてんだ俺…。」
何も考えたくなくて、そのままベッドにもぐり、
無理やり目を閉じた。
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しなもんろーる(プロフ) - みおさん» ご覧頂きありがとうございます！私自身、ウッドも大好きなキャラクターなので、多めに登場させる節がありまして、(笑)これからも登場していますので、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ウッドとイチャイチャできる作品がなかったのでとても嬉しいです!オチは違うかもしれませんが、これからもウッドと何かあったら嬉しいな…笑 (2022年2月8日 0時) (レス) @page40 id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月28日 0時
