◯紡ぐ ページ25
丑「了承した。ただしあくまで決闘はとりおこなう。君は私に負けて死ぬのだ。作法に則って、名乗りたまえ」
良かった…これで“寅ちゃんとの約束“を守ることが出来そうだ。
寅『もしも、あたいが死ぬような事態になったら丑の戦士を呼んでくれ。どうせ負けるならあの人に負けた方が幸せだからな』
未の戦士を倒したときに彼女と交わした約束
そう言えばあの時から協定は続いてたんだっけ
なんて考えてるとお兄ちゃんが質問を投げ掛ける
丑「結局、君が私に抱いていた恨みとはなんだったのかね。いったいどこの戦場で君と私は会ったのかね」
まだ、気づいてないのか
鈍感なんだから
寅ちゃんも呆れたのか溜め息をつく勢いだ
寅「なぁ、A。私の口からは言えなさそうだわ。後、約束守ってくれてありがとな」
そう儚げに話す彼女に笑って見せる
貴「貴方と会えて良かった」
それじゃあ…二人の決闘の邪魔はできないからと
背を向け歩き出す
寅「来世は友達として一緒にいれたらいいかもな」
なんて言う彼女
そんな彼女は最後の最後に嘘をついた
寅「お前に恨みなんてないよ。会ったのもこれが始めて。ただ、あたいはあんたみたいな陰気な男が嫌いなだけさ」
そんなこと言って
素直になれって言ったのに…
でもそれが彼女らしいのかもしれない
寅「寅の戦士__『酔った勢いで殺す』妬良」
丑「丑の戦士__『ただ殺す』失井」
そんな、声が後ろで聞こえる
何言ってるの寅ちゃん
私はね
貴「親友になりたいって思ってるよ…」
寅の戦士の香奈江ちゃん
彼女は十二大戦のルールでは敗退したものの
唯一願いを叶えた戦士だと私は思った____
丑「A」
私を呼ぶ声が聞こえる
終わったらしい
寅に近づきパーカーをかけてあげる
貴(女の子なんだからね)
安心したように眠る彼女に少し安心した
丑「酒の飲めない私だが、この戦士となら一杯くらいは付き合っても良かったがね」
貴「お兄ちゃん」
私は寅ちゃんの想いを伝えなければいけない
だから
今までの話を全部伝えた
話終えれば驚いた顔をする丑の戦士
丑「そうだったのかね。」
どこか、スッキリした顔で寅の彼女を見つめる
丑「約束か…ならA。私とも約束を交わそうか」
“必ず生きて帰ろう“
なんて言い出し始める
貴「そうだね。」
私達は大戦に勝たなければいけない
今まで死んでいった戦士の想いを紡ぐために
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ゼパル・ガルベスク(プロフ) - ありがとうございます！！製作頑張って下さい！！！ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: cd90d12388 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ゼパル・ガルベスクさん» ありがとうございます。とりあえずは十二大戦対十二大戦、制作中です！推しは死んでほしくないですよねー。私も断罪兄弟には生きててほしいです。寝住君、最後まで生きてるのは厳しいですがちょっと検討させていただきますね！ (2018年1月6日 20時) (レス) id: 859d1c4f36 (このIDを非表示/違反報告)
ゼパル・ガルベスク(プロフ) - 完結おめでとうございます！！次は十二大戦対十二大戦ですか……寝住くん好きだし、フレンド・シープの能力が催眠術だから寝住くんには生存ルートを進んで欲しいなって思ってる自分がいます…やっぱりアレですよね、自分が好きなキャラには生きていて欲しいもんですよね (2018年1月4日 21時) (レス) id: cd90d12388 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ありがとうございます！検討中ですが出来たら書かせて貰おうと思ってます(*´∀`)♪ (2018年1月4日 17時) (レス) id: 859d1c4f36 (このIDを非表示/違反報告)
あづち(プロフ) - ほんとの完結おめでとうございます！！次の十二大戦対十二大戦楽しみにしています！！(((^-^))) (2018年1月3日 22時) (レス) id: b9233c7e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫 | 作成日時：2017年12月16日 23時
