●覚えてるよ ページ14
そう言えば、猫の戦士なのに時の戦士として
戦っちゃってるなー
貴「まぁ、いっか。時の戦士なんだし」
突き刺した長刀坂を抜く
心臓には大きな傷ができた
一様、
なんで、このおじいちゃん獣石飲んでないの？
分かんないけどとりあえず
貴「解除」
能力を解けば血を吹き出しよろける未の戦士
貴「寅ちゃんお願いね」
状況が読めてないのか驚く寅
寅「！…あぁ」
しかし、すぐに爪をたて未を切り刻む
どうやら未さんは死んじゃったらしい
ピクリとも動かない
寅「なぁ、お前の能力って」
貴「時を操れるの。今は止めてみた」
寅「ふーん。そんなのも存在すんのか」
世の中分からないねぇと呟く寅
貴「あっ。獣石貰っちゃったけどいい？」
寅「まぁ、今回はあんたの手柄だしな」
これで自分のも合わせて二個
他の戦士に狙われる確率がぐんと上がった
そうだ。お礼にさっきお兄ちゃんから聞いた話を教えてあげようかな
冬のあの日。私がお兄ちゃんに会いに行ったあの日のこと。ある女の子に会ったんだって
貴「正しさを求めてる女の子に」
その話をすれば肩が揺れる寅
貴「貴方の願いは正しさが欲しいんだよね。」
事前に各戦士の願いをドゥデキャプルから
聞いていた私
さっきのお兄ちゃんの話と
寅の彼女の様子を見て確信した
貴「大丈夫。お兄ちゃんは貴方のこと覚えてるよ。思い出の中の弱い貴方を」
お兄ちゃんと寅ちゃんは一度会っていたんだと
そう話せば少し嬉しそうな顔になる彼女
寅「A、ちょっとひとつお願いを聞いてくれるかい？獣石譲ってやったんだからよ」
貴「何？」
お酒で真っ赤な顔だった彼女が儚げな顔を見せた
寅「もしも_________________________」
貴「…！分かった約束ね」
寅「あぁ、約束だ」
この大戦中に私はどれだけ約束を交わすんだか
でも、この子は悪い子じゃないんだよな
純粋で可愛い女の子
私達、出会い方が違えば“親友“になれたのかも
なーんて
いつまでもここにいるわけにはいかないし
後ろを振り向けば
大きな火が上がっているのが見えた
貴「私は火の上がっている方に行くけど。どうする？」
寅「あたいは、もう少し酒を飲んでから行くよ」
そう。
じゃあ、またね“香奈江ちゃん“
そう言って私は再び歩き始めた
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ゼパル・ガルベスク(プロフ) - ありがとうございます！！製作頑張って下さい！！！ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: cd90d12388 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ゼパル・ガルベスクさん» ありがとうございます。とりあえずは十二大戦対十二大戦、制作中です！推しは死んでほしくないですよねー。私も断罪兄弟には生きててほしいです。寝住君、最後まで生きてるのは厳しいですがちょっと検討させていただきますね！ (2018年1月6日 20時) (レス) id: 859d1c4f36 (このIDを非表示/違反報告)
ゼパル・ガルベスク(プロフ) - 完結おめでとうございます！！次は十二大戦対十二大戦ですか……寝住くん好きだし、フレンド・シープの能力が催眠術だから寝住くんには生存ルートを進んで欲しいなって思ってる自分がいます…やっぱりアレですよね、自分が好きなキャラには生きていて欲しいもんですよね (2018年1月4日 21時) (レス) id: cd90d12388 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ありがとうございます！検討中ですが出来たら書かせて貰おうと思ってます(*´∀`)♪ (2018年1月4日 17時) (レス) id: 859d1c4f36 (このIDを非表示/違反報告)
あづち(プロフ) - ほんとの完結おめでとうございます！！次の十二大戦対十二大戦楽しみにしています！！(((^-^))) (2018年1月3日 22時) (レス) id: b9233c7e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫 | 作成日時：2017年12月16日 23時
