終息 ページ34
あれから、3ヶ月程経過し、みどりくんのワクチンは完成した。
檻にいた、元住民のゾンビにワクチンを接種した所、既に息絶えてしまった方もいたがほとんどが完全な人間へ戻る道筋が見えた。
洋館を大きな病院と建て替えて、後は国の研究者任せる事にした。
md「俺の仕事は終わり。帰ろう。」
なんだか、みどりくんが今までで1番かっこよく見えた。
私たちの任務は、そこで終了した。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「「かんぱーーーーーーい!!!!」」
アジトに戻った私達は久しぶりにコンちゃんとレウさんに再開した。
久々のパーティー。嬉しい。
皆浴びる様に酒を飲み、このゾンビ時代の終息を喜んだ。
tr「でもさ、1.2年後に完全にこの時代がおわるとしたら、俺たちは…?解散?」
急にそんな事をいうタラちゃんに私たちは寂しさを覚えた。
gt「お前…。なんでそんな事言うんだよ…。急に…。」
ky「せやぞ…。まあ、でもいずれそうなるんかなあ」
ar「えー、皆に会えなくなるのかなあ。それは結構嫌だなあ。」
口々に寂しさを言い合っている時、パチっとぐちつぼさんと目が合いすぐに逸らした。
rd「まあ、でも俺らは友達だし。別にこれからも一緒にいればいいんじゃない?」
らっだぁさんの一言はいつもまとめてくれる。確かに、無理に離れることはない。
rd「特別な関係に、なってもいいって事だよ?」
ぐちつぼさんの顔を覗き込みそう呟くらっだぁさん。
gt「は、はあ?!なんの事だよ!!!!」
顔を赤らめ叫ぶぐちつぼさんを見て、みんな笑っていた。
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作者名:ももこもも | 作成日時:2021年1月31日 10時