謎の施設 ページ17
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森の木陰で休んでいた。のも束の間
「っっっキャア!!!!!!!!」
座っていたはずのAの姿は叫び声と共に
ドタドタと音を立てながら地下へ消えてしまった。
gt「A!!!!!!!!!!!!!」
俺たちは一斉に彼女がいた場所へ駆け寄る。
そこで見たのは、暗い地下へ続く謎の入口。
森の中へ突如不自然に現れた鉄の階段に俺たちは驚かざるを得なかった。
tr「…ここが入口ってコト?え?てかA…落ちた?」
ar「それしかありえない。けど下何も見えねえな。」
手前に鉄の階段が見えるがそれより奥はなにも見えないくらいに真っ暗。
俺はAを助けに行こうとすぐに入ろうとした。
だが、
rd「ぐちつぼ、待って。何があるか分からない。ここは冷静に慎重に。落ちた時間と音からしてそんなに下までは行ってないと思う。」
そう言いながら、隠し持っていた無線でコンさんと連絡をとる。
rd「コンちゃん、聞こえる?恐らく、研究施設の地下への入口を見つけた。今から潜入するよ。後、Aちゃんが階段から落下したから…ちょっと急ぐね。」
co「ピーーーーザ・・ザザ…地下への入口…?そんな情報は……聞いてないけど…ザザ…」
無線の電波が悪いようだ。地下に入ると連絡はとれなくなるだろう。
rd「今から通信が切れると思うけど、俺たちのGPSはいつでも追えるようにしといてほしい。」
co「ザザザ…ザザ…りょう…かい」ブツン
rd「地下や山奥でも通じるような性能の無線機なんだけど…。珍しいな。っと、急ごうか。みんな!」
らっだぁの言葉を合図に、俺たちは地下の階段を警戒しながら降りて行った。
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作者名:ももこもも | 作成日時:2021年1月31日 10時