無能 ページ5
『……ゾム、準備はできたか？』
zm｢とっくにできとるけど、いつもより気合い十分やなA｣
『まあね、後輩にダサい姿なんて見せられないから』
syp｢…ダサい方が無能らしくて良いですけど｣
先程の雰囲気に少し怖気付いたのかいつも大きい態度が大人しくなっている
『……そうかな？まあ良い、後輩くん審判頼んだよ』
僕がそう言うとあまり人がいなかった訓練場に兵士がわらわらと集まってくる
syp｢…それでは、ゾム対無能の対戦
_______始め！！｣
名前を読み上げる時さえも名前を呼んではくれないのか…なんて考えているとゾムが攻撃してくる
zm｢余所見なんてAらしくないやん…っ！｣
『…前より速くなったね、躱すのが精一杯だよ…！』
zm｢くははっその割に余裕そうやなぁ…！！
な、攻撃せんでええん？｣ﾆﾔﾘ
そちらが攻撃する隙も与えてないんだけどな、という言葉は呑み込み反撃しようとする
『なぁゾム、君は確かに味方最大の脅威だ
だけど君に弱点がある、何だと思う？』
zm｢(脅威…Aの方がもっと脅威やけどな
それにしても俺の弱点…？なんや…)
分からんわ…ｯ！｣
考えた末分からなかったのか自棄糞になり首を目掛けて攻撃をし始めた
『攻撃が単調的になってきたね、っ…今回は僕の勝ち…ｯかな！』
攻撃を仕掛けてきたのを避けると、ゾムが体勢を少し崩した
狙うなら今しかないな…っ
『ふ、は…ッ…は、ゾム、さあどうする？』ﾆﾔﾘ
木刀を首に突きつけられたゾムは降参するしかない
zm｢は、…ｯあーもう降参や！やっぱ流石やな！！｣
syp｢な…ｯ、あのゾムさんが……
……勝者、むの……A｣
観客として見ていた兵士達のどこからか拍手が巻き起こる、……ああ気分が良い
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くりーむぱん - ストーリーが神すぎて好きです！頑張って下さい！ (8月24日 14時) (
レス) @page14 id: 8d4eb5350b (このIDを非表示/違反報告)
じゃな(プロフ) - 椿さん» 落ちは決まってなくて…。でも私の中ではknさんが1番きてます^^また落ちは投票で決めますね〜！ (8月24日 13時) (レス) id: a5705ad8c6 (このIDを非表示/違反報告)
まる麺 - 好きです……！ (8月23日 23時) (レス) @page38 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - お二人共あんなに口説いて落ち違うってマジですか……あ！キャラデザ大好きです！！応援してますね！ (8月23日 16時) (レス) @page36 id: 2d1a360a6f (このIDを非表示/違反報告)
🍣 - じゃなさん» そうですか！私謎にオリジナルイラストにこだわるタイプの謎な人間なんで…(キャライラストが嫌いな訳ではないですよ！？)応援してます！頑張ってください！ (2023年2月21日 21時) (レス) id: 884e943d91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゃー x他1人 | 作成日時：2023年1月3日 13時
