キムテヒョンの執着

執着1 ページ1

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朝、いつも通りに準備する



メイクも上手くいったし

服も人気のブランドの新作




今日、完璧だわ…





「よし！今日も仕事頑張ろ！」






一人暮らしで誰もいないリビングに

“行ってきます”と声をかけ

玄関のドアを開けた









「Aちゃーん！おはよ！」



げっ、、この声......





「あ！新しい服だ、買ったの？可愛い！！」


『あ、うん。じゃあ私は急いでるから』


「まってまってまって
なんでそんなに可愛いの？もしかして…

彼氏が出来たとか！？」




『いや、違っ』



「俺のこと裏切ったの？
は？浮気？浮気だよねこれ？」





朝から本当にやかましいなこいつは








『あのさ、まず付き合ってないからね私たち』


「え？だって名字キムでしょ？」


『......ん？そうだけど…』


「俺もキムだもん、
もう入籍してるようなもんじゃん」



『............』



「あれAちゃん？照れてるの？」







名字キムってだけで入籍なら

私は何万人と入籍してんだよ！！






「あっ、時間だ！
Aちゃんじゃあね！遅刻しないように！」





......時間



『っ、、私も時間やばい！』







結局電車に乗り遅れ、若干遅刻した







何回目だろ、これ




出会ったときは、
こんなことになるなんて思ってもなかった









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