後輩くん「結婚しますー？」貴女「…私高校生だよ？」 (ページ3)

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論破ページ3

私…好きな子間違えたのかな。

『夢くん…気持ちはありがたいよ。』

そう切りだすと夢くんは私の手をとった。

「僕じゃ、嫌ですか…？」

…っく！かっこいい！ああ"////

落ち着け、と私は悶えるのを舌を噛んでこらえた。

『…嫌というか…なんというか、お付き合いっていうのはないの…？』

「お付き合いしたら周りが別れさせようと先輩を誘うんで絶対嫌です。」

『//、周りに取られたりしないよ？』

「先輩が無理やりさせられたらどうするんですか？……僕泣きますよ。」

夢くんがそう言って私の手を握る。あったかくて血管の管が浮き出ていてドキッとしてしまう。細くて大きい手。

…本当に夢くんが私の事好きなんだ////。

思わず赤面してしまう。

…けど、だからといって結婚はなぁ…。この学校は超がつくほどセレブな学校だし夢くんもそれなりの家の子だとは分かるけど、結婚って大変なんだよ？

親のお金で生きてはいけないんだよ。

…よし、先輩としてここは夢物語を叩いておこう。

『あのね、夢くん気持ちは嬉しいよ私も…夢くんのこと////…ｯﾂ好きだもん////

けどね結婚はだめだよ早すぎるし、生活力が少ないし、…私とまずは、付き合ってほしい…な////。』

そう言うと夢くんはにこ、と微笑を浮かべた。

「なるほど…分かってますよ先輩。」

『え？』

「今すぐ結婚なんかするわけないじゃないですか、そりゃ早めにすると計画はしていますけど……もしかして今すぐ結婚したかったんですか？」

ニヤリと嬉しそうに彼の骨格が上がる。

『っち、違うもん！////勝手に解釈しないで！』

赤面しつつ心臓バクバクの中夢くんにそう言って私はポカポカと彼を叩いた。

「はいはい、可愛いですね先輩……僕先輩とは婚約を結んで欲しいんですけど。」

『っえ？』

「先輩と僕は結婚する予定ですよっていう事を結んで欲しいです。」

『あはは！なんだぁ婚約かぁ…そういうことね

…えっ？婚約するの！？////』

危ない、流されるところだった…//。

夢くんは真っ赤な顔をした私の腕をグイッと引っ張った。

「可愛いがってあげますよ。」

。