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三日月「ああ、だが高3の時の話しだ。もっとすごいのがいるぞ。」
いやいやいやいや・・・・
全国一位より上はさすがにいないだろ。
何言ってるんだ・・・
三日月「鶴丸は高1の時に全国一位をとっている。国永はそうはいかなかったものの高3の時には一位だったぞ。」
国永「俺が二年の時このじじいが居なければ俺は一位だったんだ・・・ゼッタイ・・・」
A「こらこら、恨むな・・にしても鶴丸はすごいな。」
鶴丸「当たり前だ!女子供に負けてたまるかってんだ!こちとら千年以上刀やってんだぜ!?」
いやそうだけど・・そうじゃない。お前も女子供だったろうに・・・・
鶴丸「そして俺の指導を受けているから鶯も強い!」
鶯「まぁ兄さんには勝てないがな。」
くすくす笑いながら告げる
A「兄さん・・って友成・・だったっけ。鶯丸(男)のほうだよな?」
鶴丸「悔しいが俺もあいつには勝てたことが一度もない・・・無理・・」
ソファに鶴丸が項垂れる。
国永「はっ。ほざけ、俺にも勝てないやつが友成に勝てるわけがねーだろばーか。」
あら口の悪い・・
これは喧嘩になるな絶対。
鶴丸「男女の差ってやつがあるだろう!」
国永「いいわけか?見苦しいな!」
見苦しいのはお前らだ・・・
同じ奴なのに・・・
友成「見苦しいのはお前らだな。」
溜息を吐きながら階段から友成が降りてくる。
友成「主、荷物は全て部屋に運んでおいた。二階の一番奥の部屋だ。」
A「お。おおう。ありがとう。」
三日月「ふふ、最年長がいると場の雰囲気が落ち着くなぁ。」
あ、こいつ今ゼッタイ馬鹿にした。
友成「国永。今はやってない女の姿の鶴丸がお前に勝てないのは当然だろう。」
鶴丸「あ、腹立った。」
A「落ちつけ鶴。」
国永「はいはい・・・あ、A。剣道で一番強いのはこいつだ。」
A「わお・・・一番そうでもなさそうなのに・・」
国永「ちなみに俺は五段だ。」
A「五条なだけに?」
国永「ちげーよ・・・六段の壁が高すぎるんだよ・・・」
本当に勘弁してくれと鶴同様ソファに項垂れた。
A「俺は剣道についてはよくわからないんだが・・・因みに友成は?」
友成「・・・八段の壁が高すぎる。」
A「なるほどな。」
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作者名:168 | 作成日時:2016年7月22日 1時