20点 ＊ ページ21
ハァ………
結局あのあと嫌というほど学秀に勉強させられた…
「次の期末で50位以内を取り、A組に戻ってこい」
学秀の声が、私の頭のなかで木霊する
「…！……！…A！！！」
突然聞こえた声に、思わず私は肩をあげ、驚いてしまった
声の主を見ると、渚だった
渚「びっくりしたよ、何回話しかけてもボーッとしてるから、ねぇ、一緒の班にならない？」
『ああ、ごめんごめん………で、班って何の班なの？』
渚「え、聞いてなかったの？まぁ、僕も聞いてなくて茅野から教えてもらったから人のこと言えないけど…修学旅行のだよ」
ああ……もうそんな時期か
どうせ、今年も本校舎の奴等とE組の差はひどいんだろうな…
そっちのほうが私としてはありがたいけど
学秀となんか顔合わせづらいし……
『で、他の班員って誰なの？』
私がそう呼び掛けると、班員らしき人が集まっていた
『えと、渚と杉野とカエデちゃんと？………カルマと』
ふと、視線を感じたので見てみると、悠馬がこっちをジーっと見ていたが、目が合うと目をそらしてしまった
なんだったんだろう
カエデ「あ！奥田ちゃんも誘ったよ！」
ふぅん……
杉野「クラスのマドンナ神崎さんでどうでしょう？」
あ、私が知らないうちにどんどん話が進んでいたみたいだ
神崎さんは、真面目でおしとやかでおまけに美人
目立たないけどクラス皆に人気がある
だから、神崎さんとおなじはんで嫌な人なんていないだろう…
イリーナ「フン 皆ガキねぇ 世界中を飛び回った私には…旅行なんて今さらだわ」
ビッチ先生が口を開いた
「じゃあ留守番しててよビッチ先生」
「花壇に水やっといて〜」
ふふ、本当は行きたい癖に
皆が楽しそうに話しているのを見て、ビッチ先生は顔に怒りが隠せなくなってきている
イリーナ「何よ！私抜きで楽しそうな話してんじゃないわよ！」
「あーもー！行きたいのか行きたくないのかどっちなんだよ！！」
素直じゃないなぁ……
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ルーミア(プロフ) - つぶさん» れいがるちゃんへのコメントだからスルーしようと思ってたけど神崎さんの脳内に「百合」を出現させたの私でした……。ふふふ、彼女もオンラインゲーム界でブイブイ言わせてる質ですので色々達者なんです。歳も歳ですしそういう知識意外とあるんですよ。最近の中坊怖い。 (2016年8月1日 21時) (
レス) id: 07d52aa8f4 (このIDを非表示/違反報告)
つぶ - か、神崎さんの口から「百合」というお言葉が………((((；ﾟДﾟ))))))) (2016年7月31日 1時) (レス) id: e47703b2f3 (このIDを非表示/違反報告)
れいがる(プロフ) - ぱるさん» う、うわぁ……！ありがとうございます！頑張ります！今日できたら更新しますね！ (2016年7月30日 14時) (レス) id: 4068d9af6c (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - 毎日更新、楽しみにしてます！この小説を読むのが1日の始まりと言えるほど、好きです！頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年7月30日 13時) (レス) id: 11295b8c0d (このIDを非表示/違反報告)
れいがる(プロフ) - 業君がかっこよすぎて死にそうさん» ありがとうございます！共感してくれる人がいて嬉しいです！ (2016年7月15日 18時) (レス) id: 4068d9af6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいがる&ルーミア x他1人 | 作成日時：2016年5月1日 14時
