【リボーン】俺は、「死」ってもんに興味があるだけなんだよ。Second

§帰る§ ページ18

それからは、リング戦に向けて東西南北あちらこちら…、林に森にしまいにゃ海にまで行った。
海がね、一番しんどかった。すげえ走りにくくてそりゃあもう。
あれー？俺、ただリングの説明を聞きにきただけのつもりだったはずなのに。
ああ…、海には修行じゃなくて女の子をナンパしに行きたかった。

もう一度言おう、俺はつい何週間か前までは普通の学生だったはず。
それが今では『ディーノ、雲雀と行く！マフィアの世界にれっつごお、修行の旅☆』の真っ最中である。すげえ逆シンデレラ。

「おい、A？」

『…ああ、すみません、ディーノさん。ちょっと現実逃避してただけですよ』

「いや、だめだろ」

現在地は、人里から離れた峻険たる森の奥。
…まあ、「峻険たる」なんて言葉、あまり意味を理解してないのだが。
あれからディーノさんとは何故か大分仲良くなった。人間、数日付き合えば上手くいくものだ。

『…あれ？雲雀さんは？』

雲雀さんの姿が見あたらなかった。
ディーノさんとの修行は順番こなので、さっき代わったばかりた。

「あー…、あいつなら、もう帰ったぜ。並中に」

『え。』

「誰かから連絡があったみてーでな」

…そういえば、小説の方でそんなシーンがあった気がする。
あの、着メロが校歌だったやつか。

『…じゃ、俺もそろそろ帰ろうかな…』

「はっ？お前もかよ！？」

『サヨナラディーノさん！雲雀さんを追って行くことにするよー今度ナンパに行こうぜっ☆』

「「ぜっ☆」じゃねーよ！行かねえし、…ってもう居ねえぇ！」

後ろからそんな声が聞こえた気がしないでもないでもないような。

雲雀さんが帰るときだから…、もう、嵐戦とかなのだろうか。


――――
結構飛ばすような形になってしまった；；

修行の様子とかは、また番外編とかで暇が有るときな書きますV(^-^)V

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ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

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月の二人

「本編で俺ら、結構仲良かったよな。」『あーこれからもっと仲よくなるらしいよ』「まあ俺、お前の事嫌いではないよ」『奇遇だね。俺もだよ』　

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