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翌日、
この日は照も予定が空いてるとゆうことで、うちの部署からは目黒と照と俺の３人で参加することになった。
お店の近くまで辿り着くと、既に２人のスーツ姿の男性が店の前に立っている。
「あれ？照と阿部ちゃんじゃん！」
大きな声で向こうから呼び掛けてきたのは、ふっかだった。
「あれ？ふっかじゃん！お前何でいんだよ？」
照がふっかに返事をする。
ラウール君の仲の良い先輩ってふっかの事だったんだ。
知ってる奴で良かった。
「阿部くん、ふっかさんと知り合いなの？」
「うん、同期なんだよ。ふっかのが年は1個上だけどね。」
目黒からの問い掛けに答えたところで、ふと視線を感じてラウール君の方を見るとキラキラした目で俺のことを見ていて、
「目黒さんの大好きな先輩って阿部さんのことだったんですね‼︎」
と言って俺の手を握り、「また会えて嬉しいです！」
なんて尚もキラキラした瞳で見つめてくるラウール君。
「え？ラウールのことも知ってんの？」
目黒が混乱した様子で聞いてくる。
「いや、この前廊下で偶然会って…」
「僕、阿部さんに助けて頂いたんです！」
「…間に合わなかったけどね？」
そう返すもラウール君は、
「それでもすごく嬉しかったんです！さぁ阿部さん行きましょ？」
と俺の背中に手を添えて店の中へエスコートしてくれた。
振り返って目黒に目をやると、何が何だか…とゆう表情で立ち尽くしていた。
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お店の中は割と広めの個室で、さっきのままの流れで座席に座ったから俺の隣にはラウール君がいて、向かい側にふっかと目黒と照が並んで席についた。
食事と飲み物を注文して、待っている間にも何故かラウール君から俺への質問攻撃。
「阿部さんはどんな食べ物が好きですか？」
「お酒は強いですか？」
「お休みの日とかって何してるんですか？」
何で俺に？と疑問に思いながらもラウール君の質問に答えていく。
チラリと目黒に目をやるも、、
テーブルの向かい側では大の男３人が距離を詰めて何やら楽しそうに話し込んでいて、こちらに助け舟を出してくれるような様子は全くなかった。
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作者名：milk tea | 作成日時：2022年6月14日 6時
