はじまり ページ1
RM「お〜久しぶり」
楠男「お〜ナムジュン！お前久しぶりだな〜」
今日は高校の同窓会だ
RM「お前なんか老けた？(笑)」
楠男「おい！それ言うなよ！！
お前は最近よくTV出てるよな〜
防弾少年団だっけ？」
RM「あぁ。見てくれてんだ(笑)サンキュー」
楠男「あ！A！こっちこっち」
ドキッ
A…
俺が近くて1番遠い女
「あ〜楠男〜〜〜〜久しぶりだね^^
あれ？ナムジュン？来ないかと思ってた〜^^」
そう言って顔を覗き込んだ
RM「おぉ久しぶり」
清潔感のある白いワンピースに
薄いグリーンのカーディガンを羽織ったAは
昔と変わらず綺麗だった
「よいしょっ…とあ、これ食べてい？」
そう言って俺の隣に座った
フワッと香る彼女の香水が心地よかった
RM「自分でなんか頼めよ(笑)」
「え〜だって今すぐ食べたいんだもん」
RM「だから腹が出んだよ」
「うるさいよ〜？」
そう言って不貞腐れながら枝豆を食べていた
そんな姿さえ可愛かった
楠男「あ！アイツ！
俺ちょっとあっち行ってくるわ〜」
RM「お〜」
「うん^^」
「あ、ナムジュン〜」
RM「ん？」
「彼女できたの〜？」
RM「っは？いきなりなんだよ」
「いや〜そろそろ作んなきゃ勿体無いよ？
どんどん歳とっておじいちゃんになっちゃうよ？」
RM「余計なお世話」
そう言って俺はAの頬をつねった
「ひたい……」
RM「それに俺は仕事で忙しいの〜」
「ふ〜〜〜〜ん」
頬をさすりながらそう言った
多分、俺の気持ちをAは知っている
だからこうやって時々俺を傷つける
あなたとは付き合わないよ
俺にはそんなサインに聞こえた
でももし、
お前が好きだと言ってしまったら
どんな反応をするだろう？
俺は多分もう友達じゃ居られなくなる
だから、これ以上は進まない
それでいいと
ただの友達でいいと
自分に言い聞かせて
続く
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作者名：ぽんぽんぽん太丸 | 作者ホームページ：http://bbtsssssgoooo
作成日時：2015年7月10日 22時
