【ｲﾅｲﾚ】我らの戦うメイドさん！！！【ｲﾅｺﾞ】 (ページ27)

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メイド録２４ページ27

「ま、何だかんだ言って今１番しないといけないのは退院手続きなんだけどねー」

リュージ「じゃあ俺がやっとくからAは荷物………って無いか」

マサキ「ずっと眠ってたしね。手続き終わるまで作戦考えればよくね?」

「だね。てな訳でエドガーさん、今日のところはお引き取り願いたい。後日また連絡させますので」

エドガー「仕方ないですね、いいでしょう。では吉良にお大事にとお伝え下さい。もっとも今が大事なんですけどね」

「全員がそりゃそうだ」と思った瞬間だった

エドガー「じゃあ、失礼しますね」

リュージ「またねー」

「じゃあ」と言って部屋から出て数秒、2人の人が入ってきた

エドガーと入れ替わりで入ってきたのが晴矢と風介だった

晴矢「おーAはまだ寝てんのか?いい加減目覚ましてくんねーと空気が暗いったりゃありゃしねえ」

「起きてるよ、私は」

晴矢「お!起きたかぁ」

風介「起きたお祝いにパーティーでも開きたいのは山々なんだがちょっと問題が出来てな。ヒロトは?」

マサキ「そこで伸びてない?リュージに一発貰って」

マサキの指差す先には動き出しそうにないヒロトの無残な姿だった

風介は「ﾁｯ今は使えないじゃないか」なんて小言を零しながらヒロトをつついていた

リュージ「で、問題ってなに?警備の事じゃないよね?」

晴矢「警備の事に関しては上々。寧ろ絶好調過ぎて怖ぇよ」

風介「特に玲奈がな、ガン飛ばしまくって警備してるから一般人は愚かそこらのヤクザなんてのも近づかないさ」

2人はそう言いながら近くにあった椅子に腰をかけた

風介は腕を組みながら、晴矢は椅子の上で胡座をかきながら

「で、その問題とは?まさかと思うけどこっちに動きがあったとかじゃ」

風介「ビンゴだ、A。桜田門が何かを大量に仕入れ始めた」

リュージ「また荒稼ぎ?アヘンやらの麻薬って品物かなぁ?」

「……武器だったらどうします?私は動けますけど、2人も動けるでしょうし」

マサキ「今は様子見だな。まずは学校行ってから決めようぜ」

晴矢「それが１番の得策だな。だが学校だからって油断すんなよ?相手は下賤な奴らだかんな?」

「うん、分かってる。私とマサキは一応他人のフリで過ごしてるから直接マサキには何もないと思うし」

「いやいや、Aの身を案じて言ってるんだよ」と全員が心の中でツッコミをした

ヒロトはと言うと、部屋の隅で彼らの話を盗み聞きこう小さく呟いた

ヒロト「……これから忙しくなりそうだ」