【ｲﾅｲﾚ】我らの戦うメイドさん！！！【ｲﾅｺﾞ】 (ページ22)

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メイド録１９ページ22

-マサキside-

放課後の屋上。俺は何故か剣城くんと一緒にポンプの後ろに隠れている

何で剣城くんが一緒かって?たまたま屋上でサボってる剣城くんを発見しただけだよ

で、桜田門先輩が屋上に来たんだけどA遅い……

「誰か待ってるのかなぁ?」

剣城「多分そうだろ」

わざと剣城くんに聞きましたよ。えぇ、わざとです

俺は誰を待ってるかも知ってるんだけどね。内容は知らないけど

ガチャ

「あ、A先輩だ」

剣城「?…今日転校してきた?」

「うん。朝来るときに道聞かれちゃって一緒に来たんだ」

剣城「ふーん」

何か話し始めたが、全ｯ然聞こえねぇ。ボイスレコーダーの意味が分からない…

あ、桜田門先輩が笑ってるし少し話しの内容が聞こえる

桜田門「あなたは、そんな事を調べにわざわざここへ来たのぉ?馬鹿らし」

まさか今回の仕事の内容全部言ったんじゃ!!?

え!?それヤバくない!!?自分で墓穴掘ってどうすんの!!?!?

桜田門「それと…」

おい!桜田門近づくなよ!?うああああぁぁぁぁ嫌な予感しかしない!!!

何か横に居る剣城くん凄い形相で2人を見てるし!!!!!剣城くんこぇーよ!!!!!

剣城「なんかあの2人ヤバくないか…!?」

「そうだね、剣城くんのその形相の方がヤバイよ殺人級だよ」

剣城「…………」

無言の圧力ってこわぁい(；ゝω∂)てへぺろ☆

あ、Aがお腹を抑えだした…ちょうど桜田門が死角になって見えないけど

桜田門「じゃあわたくしはこの辺で………って大丈夫?あなたさっきより顔色悪いけど」

A「いや大丈夫……呼び出してすまなかった」

桜田門「そう。ならさようなら。神崎さん」

何もしてない?でもA凄くお腹抑えてるし、確かに顔色も悪い…

ひとまず安心出来るけど、やっぱり苦しそうにお腹を抑えてる

剣城「何だったんだ…」

「俺にもちょっと分からない(ドサッ…え?」

Aを見ると床に倒れていた。よく見ると制服からは血が滲んで見える

桜田門の仕業!?いや、それより今は助けないと

「A先輩!!?剣城くん早く救急車を!!」

剣城「あ、あぁ!!」

Aが目を閉じた。多分出血量が予想以上に多いのだ

駄目だ!!死んじゃ駄目だ!!!お願い助かって…!!!

剣城「取り敢えず傷口を抑えろ!!出血を止めないと…ｯ」

「嫌な予感はしたんだ…その時に止めれば良かったｯ」

その後5分もしない内に救急車が来てAを病院に連れて行ってくれた

俺もヒロトさん達に電話してから病院へ向かった