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「ナンパを助けた!?」
1限目のことを聞いてきた宮村が大きい声を上げる。
堀「宮村驚きすぎ、パン潰れてるわよ。」
昼休みにみんなでこうやって集まって食べるのいいよね、私この時間好き。
井「俺も知らなかったー、青桐さん安田のこと好きとか。」
「まって、語弊ある、好きだけど好きじゃないよ別に。」
石「ややこしいな。どっちだよ。」
堀「好きだけど恋愛感情的にじゃないってことでしょ。」
私はミルクティーを飲みながらグッドサインを送る。
「ま、そういうことで、過去一めんどいナンパ男から救ってくれた安田がまさかの入学したあと
宮「少女漫画みたいな話だね。」
石「少女漫画読んだことあるのかよ。」
「ま、教師と生徒だし、恋とか難しいでしょ。」
吉「たしかに、私は好きだけどそういうの!」
由紀は絶対にそれ楽しんでる。
堀も安田はおすすめしないけどおもしろいわねって言ってるしなんなんだこいつら。
石「あ、昼休み終わる、次移動じゃん。」
宮「まって石川くん俺も行く!」
チャイムが鳴りみんな次の準備をはじめだした。
わたしも行かなきゃな…
井「青桐さん、」
井浦がひとりそこに残ってた。
「ん?井浦もクラス戻らなきゃでしょ、急がなきゃ。」
井「ほんとに安田のこと好きじゃないの?」
あれ、わたしさっき好きって言わなかったっけな。
「だから好きだよー。」
井「いや、恋愛的にだよ、」
「?好きじゃないけど。あのひと彼女にするなら高校生より大学生とかの方がいいんじゃない、知らないけど。」
なにか見据えてくるように、あの二人でいる時の大人しい井浦の視線がずっと刺さる。
なんとなく沈黙が、、
井「なーんだ!そっか、吉川さんの言う通りおもしろいのになって思ったんだけどな!!!」
へ?
井「じゃあねまた放課後!」
そう言って教室を出ていった井浦。
わたしは井浦がなに考えてるのかたまにわからないことがある。
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えむた(プロフ) - めちゃくちゃすきです!!! (12月21日 2時) (レス) @page36 id: 2c8060619c (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしてます! (9月15日 11時) (レス) id: 28264e40c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - 咲彩さん» ありがとうございます〜!描かせて頂きます! (9月14日 8時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - 初コメント失礼いたします。嫉妬して不貞腐れたりする井浦くんがめちゃくちゃ可愛いです!!リクエストなんですが、二人が休日デートをしているところを見てみたいです。 (9月13日 15時) (レス) @page33 id: 28264e40c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - ありがとうございます😭これからも応援してます🥲 (9月4日 7時) (レス) id: 7f6cb88efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひのこ | 作成日時:2023年8月1日 1時