青い春のなかで

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普通である

ほんとに普通

堀さんが青桐さんの好きな授業って言ってたけどただ単なる英語の授業。そう、安田の授業。
なんか好きだからあるのかなとか思ってたけどほかの授業と青桐さんのテンション変わんないし。

英語、好きだったんだな、喋れたりするのかな。

そんなことをおもってたらチャイムは鳴った。

「安田ー！！！！」


その途端聞こえた青桐さんの声


え？安田？

安田を見ると嬉しそうなまた来たのかよと呆れたような微妙な顔、固まってるし、あの安田

堀「きたわよ、Aの安田タイム」

安田タイム？？

石「まっじでわかんないよな、あの教師のどこが好きなんだか」

は！？

吉「もうああなったらだれも止められないよね〜」

宮「えっと、3人ともなにを言ってるの…？」

堀「あら、知らなかった？Aって安田のこと好きなのよ。」

言葉が出ない。

あの、変態教師？変人教師？嘘でしょ、青桐さん大丈夫？

石「宮村〜声に出てるぞ〜。」


「ねね、安田、昼休みごはんたべよ、ね！！」

安「お前友達いるだろ、青春をしろ、青春を」

腕をひっぱってなんかいつものテンションと違う青桐さんにびっくり
なんで？

石「おーい、そこの変態教師、言ってることと顔、真逆だぞ〜。」

吉「嬉しいって顔に出てますけど〜。」

安「黙っとけやからは！青桐、すまんな、俺には笹木先生がいてな。」


あ、人巻き込んだ。

「笹木…笹木ゆるさない。」

宮「単純だね！？！？」

安「ま、そういうことだから、若いやつは若いやつたちで仲良くしとけ〜。」

そう言って青桐さんの頭を雑に撫でて教室を出ていった。


なんだったんだいまの。

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