青い春のなかで

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宮「え、好きって言ってもらったことないの？青桐さんツンデレっぽいもんなー。」

石「そうらしいんだよ、この前秀が呟いててさ。」

仙「あ、やっぱり付き合ってたんだあの2人。」

宮村と仙石は堀から貰ったアイスをたべていた。そして苦手な味しかないため食べれなかった石川も当たりをひいた強運の宮村のおかげで食べている、アイスを。
こんな暑い外で。

こんな暑いところで。

「なにやってんの…。まって仙石舌出して。」

なぜか仙石に対して強気の青桐Aちゃん。

仙「青桐さん…ん、」

舌を出したらまあ、なんて緑。鼻で笑ってしまった。

「うける。」

仙「そんな真顔で言われても…。」

宮「おおお！緑！！めっちゃ緑！」

「お、石川は？…舌ながっ。てかなんの話してたの？」

石「いや、おまえさ、秀に好きって言ったことあるか？」

え、なに。
言ったことあるでしょ付き合ってるんだから…

付き合ってるから…

ん？

仙「言ったことないって顔だねそれは。」

「仙石うるさいだまれ。」

宮「なんでそんなに青桐さん会長に強いの…？」

ぽろっと口に出した宮村のその質問はどうやら禁句みたいで

「きいちゃう？？それはね"京ちゃん"が〜」

以前偶然にも圧をかけている堀と圧をかけられている仙石を発見してしまい全ての事実を吐く羽目になってしまった2人。

仙「あー！！なんでもない、からかってるだけだよ、ね？ね？」

焦りに焦る仙石を見てまた鼻で笑った青桐はガン無視。

「あ〜あっついな、会長の仙石はいいよね、生徒会室。生徒会室クーラーきいてるもんな〜。いいね〜、ね、宮村。」

宮「羨ましい。」


仙「たまに涼みに来るぐらいはしていいよ。」

宮「えっほんと！？」

勝者 青桐A


わたしと宮村は無言のハイタッチを交わした。

石「青桐敵にまわすと怖いわ…」

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