青い春のなかで

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「そう言わずとも井浦くんや、コンビニで肉まん食べて帰ろうじゃないか。」


今までジト目で私と石川を見てぶーぶー言ってのにそう、肩ポンしながら言うと秀は一瞬で目を輝かせた。
単純かよ。

堀「あ、私も行く、新作のアイス食べたくてさー。」

宮「堀さんそれ昨日から言ってたもんね。」

…カップルっていいな
サラッと宮村、堀アピじゃん。
たのしそう。

片手を秀の肩に置いままで人差し指で頬をぷにぷにと押しながらそのカップルをじーっと見つめる。

井「青桐さーん、人の頬で遊ぶのやめてくんないかなー」

「いいなあ、カップル」

堀「…A、あんた、井浦からすごい顔で見られてるわよ。」

「うん、いいよねー、カップル」

いいな、私はどうせクリスマスも誕生日もひとりですよーって。

石「あれはどういう…？」

吉「Aがゾーンに入って井浦が巻き込まれてるの図」

「決めた！私彼氏作る！！！」

宮「青桐さん…大丈夫？」

ガチ顔で心配しないでくれる！？
5人とも表情筋が機能してないよ


「いいじゃんーみんなだれかとしら過ごすんでしょ」

石「え、なんのはなし？」

堀「どうせ、大方クリスマスとかカップルで過ごす日の話でしょ」


「さっすが堀。私の理解者〜！！」

井浦から離れて堀に抱きつく。


堀「暑苦しいから離れなさいよ、全然嬉しくないわよ」


吉「ずるい、A！わたしも理解者！！」

由紀が手をブンブンさせてこっちに寄ってくる

「由紀も理解者〜！」

吉「イェーイ！」



…………………………………


井「青桐さんが彼氏作る…？」

石「秀も頑張らないとだな。」

井「え？なんの話？」

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