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心臓の音が今にでもきこえそう。
井「ねえ、青桐さん。こっち、見てくれない？」
そう言われそっと後ろの秀のほうを向くと真っ直ぐこっちをみている緑の目と視線が合う。
「秀、いまのって、それって、」
井「うん、俺の好きな人は青桐さんだよ、逆に青桐さん以外にだれかいる？」
言われたことに頭が追いつかない。
私は秀の好きな人がだれだろうとか、もし彼女が出来たら、とか考えてたのにその好きな人が私だった……？
この話がもし本当のことならば
もしいまここにいるのが秀と他の誰かだったら
そんなの絶対に嫌。
秀の隣に私はいたい、だれにもとられたくない。
「いない、私しかいない、私以外は嫌だよ。」
泣きそう、目の前がぼやけて見える。
さすがお兄ちゃんだから、なのか私の目に浮かんだ水滴をそっと秀は拭ってくれる。
その手さえもすごく熱かった。そして優しかった。
ああ、この人は本当に好きでいてくれたんだなって。
そんな風に思える手。
井「そっか、青桐さん以外は嫌かー、それなら俺、青桐さんだけ見ないとだな。」
「うん。そうだよ。」
そう素直になれずにぶっきらぼうに答える私にそっかそっかと秀は笑って恥ずかしそうに頭を掻く。
そしてそっと私に手をさしだした。
井「行こ、一緒に帰ろ。暑すぎて、アイス食べたくなった。」
突然のアイスにわたしは思わず笑ってしまった。
秀らしいなって。
私はその手を握って立ち上がる。
これがどうか夢ではありませんように。
そしてこれからもこの人の隣で笑えるように。
そう願って
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えむた(プロフ) - めちゃくちゃすきです！！！ (12月21日 2時) (
レス) @page36 id: 2c8060619c (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしてます! (9月15日 11時) (レス) id: 28264e40c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - 咲彩さん» ありがとうございます〜！描かせて頂きます！ (9月14日 8時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - 初コメント失礼いたします。嫉妬して不貞腐れたりする井浦くんがめちゃくちゃ可愛いです!!リクエストなんですが、二人が休日デートをしているところを見てみたいです。 (9月13日 15時) (レス) @page33 id: 28264e40c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - ありがとうございます😭これからも応援してます🥲 (9月4日 7時) (レス) id: 7f6cb88efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのこ | 作成日時：2023年8月1日 1時
