青い春のなかで

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授業中ずっと考えちゃった。
秀に彼女できたら一緒にバーガー食べに行ったりＣＤショップ行ったり、漫画見に行ったり、できなくなっちゃうんだろうな。
浮気対象になりたくないし。なんか複雑……。うーん。

安田の授業もあんまり入ってこない気がする。

安「青桐〜。おまえどうした？」

どうしよう……直接聞いてみる？いやでもな、、それだとなんか私が秀のことすごい好きみたいじゃん……好きじゃないのに…な。

安「青桐！おい、青桐。」

ﾊﾟｽｯ

「いって！」

気づいたら目の前に大好きな安田。
私の頭を教科書で優しく、あくまでも優しく叩いたのであろう腕がわたしの頭の上に。

安「おまえ今日変だぞ。大好き大好きな俺の授業なのに。」

石「それ自分で言うのかよ。」

「安田……どうしよう私ね、私、」

安田の顔みてたらなんか余計に訳分からなくなってきた(失礼)

安「ちょっと、おまえ授業中だから、そういう話はあとでだな、2人の時にしないと一応教師と生徒だぞ？」

……へ？

堀「なに勘違いしてんのよ変態教師。」

宮「ソウダソウダー」

安「うるせえ！！まあ、ちゃんと授業はきくことだな、いつでも話はきいてやるから」

そう言ってわしゃわしゃと私の頭を雑になでて教卓に戻って行った。

「安田すき！！！」

安「知ってるわ。」

安田が担当授業で良かった……



吉「(堀、あれ相当参って無い？？)」

堀「(あれは確実に井浦のこと意識してるわね……ちょっと匂わせすぎたかしら……)」


そんなことを小声で話されてるのは知らず放課後までずっとぼーっとしてた。

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