青い春のなかで

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「このバーガーを2つと……あ、ポテトSサイズ1つ、あとこの新作シェイク1つください。…はい、お願いします。」

秀とダッシュで某バーガーショップに来た。
そんなに新作は逃げないのにね…

急いで店に入ってアルバイトだろうな〜ってかんじのお兄さん店員に注文する。
がんばれアルバイト。

カウンターから離れて注文したものを運ぼうとそっとトレーを両手に足を運ぶ

これ私落としそうで毎回こわいんだわ。

井「青桐さんさき座っといて、俺まだだから！」

「了解〜」

店「お客様…！」

ん、？わたし？なんか忘れたかな。
店員さんに呼び止められることないけどな。

「はい…」

店「こちらの注文書、お忘れです。お席に座った後ほどご確認ください。」

注文書……あ、なにを注文したか書いてある紙？
あ、でもレシートもらったけどな…ま、いっか。

「ありがとうございます。」

井「注文書……。」

お兄さんから貰った紙を折りたたんでトレーの上に乗せて席をさがす……お、あった。

「足つかれた……走らなければよかったな。」

秀「お待たせ青桐さん！！」

バーガーとポテトを2つずつ乗せたトレーを持った秀が来た。

男子ってめちゃめちゃ食べるよな……
(↑バーガー2つとポテトとシェイク注文した人)

秀「さっきの注文書確認した？」

あ、忘れてた

「まだだ、ちゃんとありそうだけどね…確認確認…ん？」

秀「…え、なに、なんかあった？」

紙を開いたら注文書ではなくなにか番号がかかれている。
11桁の…電話番号？
下にはメアドまでご丁寧に…。
登録して欲しいってことかな。まあ、いっか。優しそうだったし、お友達作戦ってやつ？
自分の携帯を開いてぽちぽち連絡帳をさがしはじめた。

秀「ねえ、なんて書いてあったの？」

「いや……なんも特に……お、あった。」

特に秀には関係ないことだよね。

秀「なんもなくないでしょ、見せて。」

ぱっとその紙を私からとりあげた秀。
その紙をすかさず見て、どんどん目が怖くなっていってるよ……秀こわいよ

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