青い春のなかで

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放課後__

吉川「最近さー、なかなかできないんだよね、小テスト」

机に頬杖をついて足をパタパタさせて話す由紀。

「そんなの今に限ったことじゃないじゃん。どうしたのそんな急にさー。」

石「そうだぞ、吉川。おまえができないのはもとからだ。安心しろ。」

石川はそうやって由紀の机によりかかってそう言うとゴンッと鈍い音がした。

石「いって！なにすんだよ！」

吉「透がいじめるからじゃん！！ねえ掘！！いまのきいてた！？」

石川の足を由紀が思いっきり蹴ったらしい。
隣の机で宮村と話してた堀に助けを求めるけど堀はん？って振り向いてわたしは大したことないよーと手を振ると直ぐに宮村のほうに顔を戻した。

「石川くんひっどーい。」

私は紙パックのいちごミルクを片手に由紀の頭をぽんぽん。

吉「Aもだからね！？」

石「なんならおまえ元凶だからな！？」

2人はやいのやいの仲良くなんか言ってるけど、さあ、なんだか。

そんなときドタドタと足音が聞こえてきた。

あ、これ、あの騒がしい感じは、、


井「おーい！」

やっぱり秀だ。

宮「あれ、井浦くん。どうしたの？」

教室のドアを勢いよく開けてスライディングでご登場。
隣のクラスの井浦秀くん17歳。

井「あれ、まだみんないるじゃん。宮村にCD回収しに来たんだけどちょうどいいや、石川も青桐さんもCD返してー。」

CD…秀のCD…

石「俺家だわ。」

「同じく。」

ふたりでぽかんとなりながらも答える
そういえば借りてたなー、どこに置いたっけなー。

井「それ絶対忘れてた顔だよね！？！？ね！？」



なんのことだかさっぱり



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はじめまして、ひのこと申します。

5年ぶりに執筆するので勢いとノリですがどうぞ最後まで見てくださると嬉しいです。


オチはふんわりと決めてます。

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