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「ねえ、五条、なんでこんないい香りするのー。なんかむかつくー。」
そういって顔を近づけると五条はばっと顔を上げて椅子を後ろに引きずって距離をとってきた。
最近ずっとこんなかんじ。
五「お前マジで近いから！！」
夏頃になるとすっかりみんな仲良しで、クズ2人組は悪さを頻繁に働いている。
距離も近づくわけで。
「いいじゃん、さっきまで悪臭の現場だったの！疲れたの！でもいま硝子も夏油もいないし、仕方なく五条のとこなんだから。」
私の基本的優先順位はこうだ。
硝子＞夏油＞＞五条
硝子は変わらずおちつく。
夏油はシンプルに好きな匂い。本当に柔軟剤教えて貰って同じものを買ったくらい。これはきいた夏油本人しか知らないこと。でも私から夏油と同じ匂いは感じない。
五条はただ単に犬だとかなんとかってからかってくるからちょっとうざい。
五「人の匂い勝手に嗅いで文句言うなよ、俺より傑が優先順位高いのがまじ意味わかんねー。」
「逆になんで自分が夏油より上の自信あるのか意味わかんねー。」
五「なんだと、この馬鹿犬が。」
そう言って私の頬を両手でつねってきた。
「ひたひ。やふぇえ。」
力地味に強いんだよこいつ。手加減って言葉知らないのかな。
そんな時に教室が開いた。
夏「また喧嘩してるのか？悟、女子相手に乱暴はだめだよ。Aの頬、赤くなってるじゃないか。」
「夏油〜！助けて癒して〜！」
そう言って夏油のとこに近づくと頬を撫でて痛かったねと微笑んでくれる。
お兄ちゃんだったっけこの人。
ふわっとあの柔軟剤の香りがして心地がいい。
悟「はあーあ、俺に文句を言ったと思えばお犬さん、次は傑のとこですか、よかったですねー。」
わざとらしいため息と一緒にそう言う五条の顔はマヌケ顔そのもの。
「じゃあ五条のとこにはもう香り確かめに行ったり癒し求めたりしないから、それでいいでしょ？」
ムカついてやけくそで言うと五条は動きがとまった。
五「は？そ、そうですか勝手にどうぞおふたりとお楽しみくださいー。」
そういってべーっと舌を出して煽り教室を出ていった。
「…ガキ？」
傑「うん、クソガキだよ。」
一応人のこと夏油も言えないけどな。
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ひのこ(プロフ) - 狛さん» そうですそうです！！白に近い青で蒼をイメージしてます👍🏻がんばります、ありがとうございます〜！ (8月24日 0時) (
レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - てるさん» ありがとうございます😭がんばります👍🏻 (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - ふゆねこさん» 嬉しいです！！ありがとうございます❕ (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - 面白いさん» ありがとうございます！ (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
狛 - 五条のアプローチ香水なの面白いですね。白に近い青っぽいですよね。更新がんばって下さい！ (8月23日 23時) (レス) @page9 id: c4f896039b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのこ | 作成日時：2023年8月7日 22時
