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目が覚めた時天井は毎朝見てるものだった。
……私の部屋。

夏油にハグして、話して、そこから覚えていない。
私寝ちゃったのか。……私じゃない香り。

起き上がってようやく手に温かいものがのっていることに気づく。
横を見ると五条が床に座って、ベッドにうつ伏せになって寝ていた。

「五条、起きて。」

私が起きてる時は五条、いなかったのに、あの後来たのかな、、、

五「……あ、起きたのか、」

「起きたのはあんたもね。なんでここにいるの?」

五「お前傑に抱きついて寝てただろ。困ってたから俺が運んでやった。」

絶対嘘だ。
夏油は困らないよ、自信ある、絶対運んでくれる優しさがあるから。

五「なんだその顔、疑ってんのか。」

「いや、夏油も運んでくれそうなのになーって。」

五「それは……くそ……ああ、もうなんだよ。」

自分の頭を搔いてやけくそに急になる五条。

五「お前と話がしたかったんだよ。」

「いつでもできるのに。」

五「ちがう、今日がよかったんだよ。ほら、今日の香水どうかと思って。」

たしかに今日はラベンダーじゃない。
また新しいのだ……シトラス系?

「いい香りだよ、嫌いじゃない。」

そう言うとすこし口角が上がった気がする。

五「じゃあラベンダーとどっちがいいか?」

「ラベンダーかな。」

あの香りがすごく好き。

五「やっぱりな。」

そう言ってニヤニヤとする五条はなんとも言い難い気持ち悪さ。

「なに、やっぱりって。」

五「お前ならラベンダー選ぶと思って。」

「じゃあ聞くなよー。」

そう言うと笑って部屋を出ていった。

五条はなんで私がラベンダーを選ぶと思ったんだろう。
その日は頭から五条が、五条の香りが頭から離れなかった。

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ひのこ(プロフ) - 狛さん» そうですそうです!!白に近い青で蒼をイメージしてます👍🏻がんばります、ありがとうございます〜! (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - てるさん» ありがとうございます😭がんばります👍🏻 (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - ふゆねこさん» 嬉しいです!!ありがとうございます❕ (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
ひのこ(プロフ) - 面白いさん» ありがとうございます! (8月24日 0時) (レス) id: 129a38c93a (このIDを非表示/違反報告)
- 五条のアプローチ香水なの面白いですね。白に近い青っぽいですよね。更新がんばって下さい! (8月23日 23時) (レス) @page9 id: c4f896039b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひのこ | 作成日時:2023年8月7日 22時

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